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「こっち見んといて、」
正「それは無理やなぁ、、」
背中合わせだったはずが、いつの間にか向かい合わせ。
正「Aって実は泣き虫やったりする？笑」
「普段はすぐ泣いたりとかせんもんっ」
涙が止まらん私を見て正門くんは笑っていたけど、ずっとずっと背中をさすり続けてくれた。
正「睡眠ちゃんととってます？」
「まあ、それなりには」
正「寝れる時に寝とかんと。」
そう言って大きめの毛布をバサっと掛けてくれた。
「こんなんほんまに寝てまう〜」
正「寝たらええし、もっと甘えてよ、」
正「甘える相手、別に一人じゃなくてもええやんな？」
「…え、」
正「あっちも二人ならこっちも二人でええと、」
「いやいや、えっ？正門くん今までの話聞いてたやんな…笑」
解釈の仕方、おかしない？
多分、一般的な考えでいうと…『そんな男と別れちまえよ』
的なこと言わん？まぁ付き合ってはないから、『そんな男もうやめとけよ』的な…
正「聞いた上で言うてるよ？」
「やったら…」
正「やめときって言うてもきかへんやろ？それとも俺に乗り換える？」
「乗り換えるって言い方…」
正「うそうそ笑 金髪くんのことで辛い時があるなら俺のところにおいで？俺はいつでもどんなAでも受け止めてあげるから」
「なにそれ」
正「そのうち、俺の方に気持ちが揺らいでくれたら万々歳ちゃう？」
本気なのか、本気じゃないのか。冗談混じりに言った言葉は彼の優しさなのか。
もう、何も考えられへんくらいにはしっかり眠気が襲ってきて…
「まさかどくん…」
正「ん？」
「ねそう…ねたらごめん…」
正「ふふっ、おやすみ」
「おやす………」
そこで眠りに落ちてしまった。なんでなんやろ。正門くんの声って、妙に落ち着くんよなぁ…
でも私は誠也の声が一番好き。
普段のハイトーンボイスじゃなくて、甘えてくる時のちょっと低くて掠れた声とか、、
誰も知らん私だけが知ってる誠也の声が、、
人様の家で、不思議とたっぷり眠れた。
寒くて毛布を引っ張ると、背中にぎゅうっと温かい感触。
「………！！！！！」
本気で驚いた時って声にならへん声？が出るのはほんまらしい。
正「ん……あ、Aやぁ、おはよ」
「おっ、おはよう」
この状況、一体どういうこと？何で一緒に寝てるん？って聞かなあかんのに。なに私は呑気におはようなんて挨拶してるんや…
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ゆうゆ(プロフ) - ふさん» えぇえ🤩ほんまですか、嬉しすぎますー！コメント見てニヤけました🤭❣️ (2023年3月17日 21時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - この作品大好き過ぎます、🥺💓これからも楽しみにしてます✊🏻🌟 (2023年3月17日 14時) (レス) @page39 id: 77b65fcba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年2月17日 14時
