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末「今日、どうする？」
帰りは末澤くんの車で送ってもらうのが定番で。いつものように助手席に座ると、いつものように運転席側から身を乗り出して唇をはむっと食べられた。
「ん、、ちょ…っ…せーや」
末「するって分かっとったくせに嫌がるん？笑」
一応言うとくけど、末澤くんと私は付き合っているわけではない。彼は職場の後輩やし、職場の外で会ってお互いが求めた時だけ…ってあれ、世間一般ではこういった関係を『セ○レ』と呼ぶんでしたっけ？
お互いフリーなら、付き合ったらいいのにと思うやろうけど。私も末澤くんも別に恋人になりたいわけではなくて。
『好き』やけど、恋人になってしまうと色々と面倒くさいって、変かな？
「隣に越して来たし、私の家はちょっと」
末「ほ〜ん。やったらホテル行く？」
末澤くんのヤル気スイッチを抑えられず、私たちには珍しいお洒落なホテルで一夜を過ごす事になった。
職場では『星宮さん』と『末澤くん』と呼び合う私たち。
こうやって二人きりの時間は『A』と『誠也』に変わる。
末「A〜」
終わった後、後ろからギュッと抱き締められる。
体だけの関係やからといって、扱いがお粗末なわけでもなく。誠也は私に「好き」「可愛い」と沢山のドキドキするような言葉を注いでくれる。
「どしたぁ？」
末「好きやで」
「ん、私も好き」
末「えぇ、なにぃ、めっちゃ可愛い。」
普段は恥ずかしさが勝って、『好き』なんて絶対口にしないけれど。たまぁ〜に言いたくなる時がある。
いつ終わってもおかしくない関係やからこそ、思った時に伝えられたらええんやけど。
「せーや、」
末「ん？」
誠也に向かって唇を突き出せば、「なんやねん」と目を細めて笑う。
末「して欲しいん？」
「ん！」
末「じゃあ二回戦目な、」
啄むようなキスから深いキスに変わっていく。
求められているような、この瞬間が堪らなく好きだ。
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ゆうゆ(プロフ) - ふさん» えぇえ🤩ほんまですか、嬉しすぎますー！コメント見てニヤけました🤭❣️ (2023年3月17日 21時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - この作品大好き過ぎます、🥺💓これからも楽しみにしてます✊🏻🌟 (2023年3月17日 14時) (レス) @page39 id: 77b65fcba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年2月17日 14時
