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47やで ページ48




『えぇ〜お世話になりました〜』

「なんかデジャヴやなぁ」


1ヶ月ほど治療に専念し、やっとの事ぺ神に山に帰ってよしと言われたところだ。畑大丈夫やろか…


『せやで…幹部様に2回もお世話になるとか…ほんまさーせんした……』

「Aはなんも悪ないでw」

「戦犯はどっちかというとシッマやな」

「やっぱ俺やろなぁ」


コネシマは分かりやすくしょげて、俺が撫でやすいポジションに頭が来ていた。
コネシマの髪がフサフサだからか、思わず手を乗っけてしまった。

コネシマはビックリしたが、次の瞬間笑顔になった。


「もっと撫でてぇや!」

『お前は子供か』

「シッマは幹部1の問題児やで」

『ゾムやないんや。意外』

「あ、食害権」

『あぁ〜ゾムさんは優秀な幹部様ですねぇ〜』

「お前許さへんからな。次覚えとけよ」

『なんでやぁ…』


そんな会話をしていると、目の前に馬車が着いていた。またお別れかぁ。


「またな」

「また遊びに来てや!」

「定期的に手紙送るからね」

「甘味持って山ん中行くめうよ〜」

「次こそ食害やったるからな!!」


『えっと…皆さん、色々あざました!!また来ますね!!

あとコネシマ。お前意外にちゃんと仕事しとっておもろかったわ』


「お前最後に言う言葉それかい!!」

「んふ、Aらしいな」


ひと笑いして、馬車に乗り込む。あ、またお金払ってもらったらしい。これ後で請求書来たら嫌やなぁ…


「…気をつけてな。また怪我したら許さへんからな」

『なんで総統さんまでw』

「お前がコネシマ並みに馬鹿だから」

『そっかぁ…俺コネシマの同レベルかぁ…』

「まぁ、無事でな」

『…はい』


馬車が動き出し、我々国の城が遠のく。前みたいに、ゾムやシャオロン、コネシマは見えなくなるまで手を振ってくれた。ショッピ君やエミさんは小さくだが、手を振ってくれた。



…今年濃すぎやろ。前より強くなってもうたし、これでいつでも不審者来ても倒せちゃうな。



バケモノから逃れた事、

山に篭って一人暮らしを始めた事、

我々国に来れた事。



その道が正解だった事。




この出来事が、次の俺に繋げていけたら、もっとええな。




馬車に揺られながら、耳元のアレを触る。未だに慣れへんな、これ。





家に帰ってからは、爆睡した。

さて、明日からは畑仕事に鶏の世話、普段通りの生活が始まる。


でも、コネシマがいる。それだけで何でも出来そうな気がしてきた。

そっくりさんでよかったな。

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みずがみ。2(プロフ) - ぜにがみさん» 有難うございます〜!! (2019年8月6日 19時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
ぜにがみ - 完結おめでとうございます〜。これからもみずがみ。さんを応援させていただきます〜。これからも頑張って下さい!!! (2019年8月6日 13時) (レス) id: 417a32e7b4 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - しほさん» 有難うございます!! (2019年8月5日 22時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 完結おめでとう御座います〜!密かに応援させて頂いてました。とても魅力的なお話、いつも有難う御座います。これからも楽しみにしています! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 0d336d7836 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - ゆきなさん» 有難う御座います! (2019年7月31日 7時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずがみ。 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年7月19日 9時

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