４１やで ページ42
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痛い。苦しい。
何が起こったんやっけ…？
…あぁ、せや。俺がβ国の奴らに刺されたんや。
あのバケモノの禍々しい笑顔が、まだ脳裏にいる。早よどっか行けや…クソババァが。
闇は嫌い。光はもっと嫌い。
でもあの人達の光は、誰1人として変に輝いていない。ちゃんと、その人の為に光っている。その人自身の要となって、輝いている。
俺が大好きな光が、そこにはあった。
あの光を浴びて、生きたい。そう思えたんや。
…もう、起きても大丈夫やよな？
『……ぅ、ん…………』
「え、あ、A！？」
「だ、大丈夫ですか！？」
目の前にはやはり、幹部様達が。
嗚呼、やっぱり、この人達の光はあったかいなぁ。
「俺が支えるから、起き上がれる？」
『ん』
ゆっくりと身体を起こすと、脇腹と左腕に痛みが走る。あ、俺刺されとったんや。暗闇でも確認したはずなんに…歳かな？
「左腕の骨にヒビ、脇腹は深い傷。脚はまぁ擦り傷だけだけど、此処1ヶ月は城で休んでもらうことになるから」
『あー…山に帰ったらあかんのですか…』
「おま、それで帰ろうとする阿呆がおるんか！？」
「シャオロン、ここにおる」
「ほんとコネシマさんそっくりっすね…」
残念ながら元気は有り余っていたので、軽く会話をする。
でも、1人いない。
『あれ、コネシマは？』
「あぁ〜シッマはなぁ…」
すると、廊下からドタドタと誰かが忙しなく走る音が聞こえる。
あれ、デジャヴ…？
「は、はぁ…っこんのど阿呆！！！」
『お前来て早々それかよFZ通いのおっさん』
「おいそれ誰から聞いたんねん！！」
『鬱先生』
「は！？ちゃいまんがなコネシマさん！！これはトンちが…」
「は？」
「す、すいません……」
案の定コネシマが医務室に突っ込んできて叫んだ。
てか俺怪我人。I'm Injured person.
鬱先生、お前シュンとしてても可愛くねぇぞ。むしろキモいぞ。
『俺怪我人なんに近くで大声出さんでや』
「すまん。だがな、俺はお前にキレている」
『は？なんで？？』
…あ、コネシマから嫌な音した。
グッバイ俺。
「お前がそんな怪我するからやろ！！お前の方こそ命大事にしろやこのボケナス野郎が！！！
俺が、どんだけ心配したと思ってんねん…」
…は？
俺は口を開けたまま閉まらない。
そんな俺を見て鬱先生は付け足した。
「こいつな、人が変わったんちゃうかって思うほど落ち込んどったで」
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みずがみ。2(プロフ) - ぜにがみさん» 有難うございます〜！！ (2019年8月6日 19時) (
レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
ぜにがみ - 完結おめでとうございます〜。これからもみずがみ。さんを応援させていただきます〜。これからも頑張って下さい！！！ (2019年8月6日 13時) (レス) id: 417a32e7b4 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - しほさん» 有難うございます！！ (2019年8月5日 22時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 完結おめでとう御座います〜！密かに応援させて頂いてました。とても魅力的なお話、いつも有難う御座います。これからも楽しみにしています！ (2019年8月5日 21時) (レス) id: 0d336d7836 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - ゆきなさん» 有難う御座います！ (2019年7月31日 7時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
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