泣けない少女が人を救う物語【爆豪勝己】 (ページ8)

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6話ページ8

相「お前の個性は戻した。ボール投げは2回だ。さっさと済ませな」

緑谷は再び円の中に戻りボールを投げる準備をした

緑「どっちだ。どうすればいい、どっちだ。どっちだ…」

何やら緑谷はぶつくさ呟いていた。そして勢いよく足を踏み込み、ボールを投げた

その瞬間右手の人差し指だけが赤く光った。結果は

705.3m

緑「先生、まだ、動けます！」

相「こいつ！！」

相澤先生驚いた表情で緑谷を見た

麗「やっと！ヒーローらしい結果が出たよ！！」

飯「指が腫れ上がっているぞ！入試の時といいおかしな個性だ」

青「スマートじゃないね」

A『(あいつ……………個性制御ができないなりに……)』

爆「(なんだあのパワー！個性の発現はもれなく4歳までだァ…ありえねェ…………けど実際！…)

どういうことだァ！訳をいえェ！デク！！テメェ！」

シュルル

その瞬間爆豪に捕縛布が絡んだ

爆「グハァッ！！なんだこの布！硬ェ！！」

相「炭素繊維に特殊合金の光線を編み込んだ捕縛武器だ。

たくッ……何度も何度も個性使わすなよ

俺はドライアイなんだ」

「「「「(個性すごいのにもったいない)」」」」

相「時間がもったいない。次準備しろ」

その後上体起こし、長座体前屈、持久走と全8種目の計測が終了した

相「うんじゃあぱぱっと結果発表。トータルは単純に各種目の評定を合計を足したものだ。

口頭で説明の無駄なので一括開示する」

緑「(トータル最下位が除籍。僕の記録らしい記録はボール投げだけ。持久走に至っては痛みで酷い結果だった)」

緑谷は自分の結果が最下位では無いかと怯えているものの相澤先生は気に止める気もなく結果を一括開示した

緑「(最下位は………除籍………)」

緑谷は最下位を取ってしまった

しかし…………

相「ちなみに除籍は嘘な」

「「「「「「………………」」」」」」

相澤の言葉にA組全員がぽかんとした

相「君らの個性を最大限引き出す合理的虚偽」

「「「はァ？！？！」」」

緑谷お飯田と麗日は顔を真っ白にしながら驚いていた

八「あんなの嘘に決まってるじゃない。ちょっと考えれば分かりますわ」

「「「「「「「気づかなかった」」」」」」」

瀬「ちょっとヒヤッとしたな」

切「俺はいつでも受けて立つぜェ！」