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483話 ページ34

光side

それからすぐに点滴が始まった。


「A、どうしたの?」

A「痛い…(泣)」

「痛い?…もしかして腕?」

A「んっ…(泣)」

「ちょっと見せてね」


…うん、これは漏れてるね。


「腕温めて入れ替えしようね」

A「…チックんするの?(泣)」

「そうだよ」

A「……」

「大丈夫?」

A「いやだ……やりたくない……(泣)」

「やりたくない?

でも大事なやつだから頑張ろう?」

A「んん〜……いやぁ……抱っこぉ(泣)」

「抱っこねぇ……。

チックん頑張ったらいっぱい抱っこしてあげるよ」

A「#@&$ぉ‼(泣)」


怒った〜(苦笑)


「とりあえず温めてみよう。

ホットパック持ってくるから待ってて」

A「グスッ…(泣)」


ナースステーションに戻って
ホットパックと新しい留置針たちを持って
Aのところへ行った。

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作者名:山田光 | 作成日時:2022年5月15日 22時

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