今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:27,846 hit
小｜中｜大
65.｢目を開けたら…。」前半 ページ19
＜Aside＞
謎の浮遊感。
浮いているわけじゃなくてなんか揺らされているような感覚。
何を夢見ていたのかはわからないが、昔の記憶の夢を見ていた気がする。
ふと手を握られた感覚がして、目を開けた。
カノン「…A………。」
視界の隅にカノンの頭らしきものが映る。
A「…？」
上半身を起き上がらせようと腕に力を入れると、カノンがこちらを見た。
目からは涙がこぼれていて、驚いた。
A「ど…どうしたんだよ……カノン。」
カノン「A…。ずっと起きないから……。」
カノンが俺の手を握りながら言う。
起きないと聞いて、少し首を傾げたが、そういえばと思い出し言った。
A「あ…あぁ、悪かった。壁にぶつかったとたん記憶が飛んだんだ。」
俺がそういうとカノンは目を見開いた。
A「どうした？」
聞き返したが、カノンは頑なに「何でもないよ？」というだけで答えてはくれなかった。
しばらく2人で黙り込んでいると、岩の隙間からエメットとミカが出てくる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナルス(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます！！ (2018年2月4日 2時) (
レス) id: 0c168f8630 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き楽しみにしてます！これからも頑張って下さい！！ (2018年2月3日 2時) (レス) id: 0b9483743a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナルス | 作成日時：2018年1月22日 19時
