60.｢遠征3日目｣前半 ページ14
＜Aside＞
ループから抜け出すことが無事できた。
1日目と2日目は、体内時計的に時間が分かっていたらしいが3日目になるとだんだんと良く分からなくなってきていることがカノンたちを見ていてわかる。
ループから抜け出している間に3日目が入っている。
魔物とあっていない所為かカノン達は至って元気だ。
ミカ「あ！」
ミカが急に道の端に行きしゃがみ込む。
クレイ「え？！どうしたの？気分悪い？」
ミカの身を案じてかクレイがミカの近くに行き言うと。
ミカ「この子、凄く可愛い！！」
そういうミカの足元には小さい生き物。
大きさはカノンたちの膝ぐらい。
手はあるが足がなく地面と一体化しているらしい。
…。
魔物だ。
クレイ「…可愛い！」
ミカとクレイはそのの生き物を取り囲み、頭を撫でたりしている。
確かに見た目は可愛い生き物。
だが、魔物だ。
カノンが若干自分も混ざりたそうな感じだったが…。
エメットが言った。
エメット「あれ？そいつって…。」
今まで だった口をエメットがそういうのと同時にその魔物が、口の橋が切れるぐらいに開く。
ミカ「ひっ！？」
可愛かった生き物が一変して、凶悪な顔つきになって驚いたのかミカが声を上げ、クレイがミカを咄嗟に抱え上げ少し後ろに下がった。
クレイ「あ…ぶなかった…。」
カノン「大丈夫？！」
ミカ「うん。」
魔物はいつの間にかまたかわいらしい口に戻っている。
エメット「あ！！パペット！！パペットだよ！」
エメットが少し遅れて名前を言う。
エメット「基本洞窟とかにいて、動けないからかわいい顔して触ってきた人間の手とかを食べちゃう奴！！」
「よかったね！食べられなくて！！」と笑いながら言うエメット。
そんなエメットに「こわいこと言わないでよ！」と言いながら、クレイはカノンに抱き着いている。
クレイ「洞窟って…私初めてだから、だんだんと不安になってきたかも…。」
そうクレイが弱音を吐く。
不安気味なクレイを見て、カノンが抱きしめる力を強めるのが分かった。
気を取り直して、道を進んでいく。
ミカ「そういえば…遠征って目的のものを取ってくれば良いんですよね？」
「何を取ってくるんですか？」とエメットに聞く。
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ナルス(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます！！ (2018年2月4日 2時) (
レス) id: 0c168f8630 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き楽しみにしてます！これからも頑張って下さい！！ (2018年2月3日 2時) (レス) id: 0b9483743a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナルス | 作成日時：2018年1月22日 19時
