【リレー小説】スカイハイ転生学園！～イースター編～ (ページ19)

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ルバート【葦籠神音】ページ19

｢よーやっと終わったっ！待ってるの退屈だったよぉ……｣

真っ先に向かうのはいつもの場所……ではない。さすがにずっと空間にいたりして見物するのはダメだし…1個ぐらいは取っとかなきゃ…。
向かったのはとある教室。まぁ100個だし余裕でしょ。そう思いながら無人の教室を探しまくる。物置のようなもんだから来ないのも仕方ない。比較的目がつかない場所を1年掛けて見つけ出した俺はそこら辺物置を探しまくった。そして、とある机の引き出しを見れば、ダンボールの何か。

｢……お。やっぱり。うーん楽で良かった。というかやっぱり忘れては無かったね。掃除はあることにはあるんだろうけど教室からは遠いから皆寄り付かないんだろうなぁ。｣

1つ目のタマゴ発見。だが、もう誰か1人は見つけて出し終わっているだろう。

…まぁいっか。あー階段行くのめんどくさいなぁ……。

そう思いながら仕方なく窓の外を眺める。投げたら届いたり…なんてあるわけない。その時、1つの物が思いつく。
サーフボード。サーフボードの形状の物にタマゴを乗せて持っていけばいいのではないか？そうと決まれば早速挑戦。

闇で比較的平らなサーフボードを作り上げていく。個体。個体。固くて長い。出来れば粘着力があった方がいいのだろうか。落ちるのかもしれない。縛れば行けるか…？闇は解除すれば消えるし、いいだろう。

｢よーし出来た！おっし！飛んでいけー！｣

サーフボードは窓の外から勢いよく飛んでいき、しゅるんとダンボール箱へ入っていく。闇の魔法を解除すると闇はサーフボードが消えていった。

｢ノルマ達成！見物し放題！今日は何ができるかな…！｣

もう先のことを考えて、微笑み駆け出した。