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どこもかしこも白が基調とされていて、
生活感はない。
中間さんと神山さんが話しながら行く後ろを
眺めながら黙ってついていく。
少し長めの廊下を歩けば、
現れたのはひとつだけ真っ赤な扉。
「この先に重岡大毅が待ってます」
「わあ……重岡さんにお目にかかれるんやあ」
「中間さん私情挟まないでくださいよ」
浮き足立つマネージャーらしからぬ中間さんに、
ピシャリといえば、「……わかってるし」なんて。
「ふふ、ほな開けますね」
そんなやり取りを神山さんに見られ、
笑われてしまったことに、
ふたりして恥ずかしくなってしまったり。
直ぐにドアノブを掴むわけでもなく、
なにやら操作をする神山さん。
「なにしてはるんですか？」
「あ、この部屋オートロックかかるんです。
しげは一度描き始めたら入り込むタイプやから、
俺でさえ作業叩��ったら怒られるくらい。
彼が集中するためにつけたんです」
キーボードを打って暗証番号を入力するなり
微笑みながら扉をゆっくりと
その真っ赤な扉を開けた。
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junjun(プロフ) - お話を読ませて頂きました。凄く引かれて、やばり全ては謎のままでしたのでもし気が向いたら続編などを書いていただければ嬉しいです(//∇//)これからも新しい作品心して待ってます笑 (2019年7月6日 1時) (
レス) id: 0f44454c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉屡 | 作成日時：2019年6月6日 22時
