天才ダンサーの君 Part2

episode 56 ページ8

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You side









あの後無事全員の主なダンススタイルを聞き終わり、スランプながらも考えた振り付けを見せる









｢これくらいのレベルのしか見せられませんが.......｣


陣｢いやいや！考えてくださってるだけありがたいですよ！｣


｢今回もですね、前みたいにメンバーさんの意見を沢山取り入れたくて｣


慎｢.......あの、｣









私が皆さんにそう言うと控えめに手を上げるのは長谷川くん









慎｢KRUMPっぽい振り付けを取り入れたいんですけど、｣


｢例えば？｣


慎｢曲のサビの所で、｣









私の隣に椅子を持って来たかと思ったら次々と色んなアイデアを出してくれる

どうやらサビ部分を曲のイメージ的にKRUMP要素を取り入れてより男らしくカッコよくしたいらしく









慎｢こんな感じで、どうでしょうか｣


｢うん、.......いいと思うよ｣


慎｢ほんとっすか！｣


｢うん、言われてみればKRUMPとかHIPHOPが1番似合うな〜って｣


慎｢じゃあ！.......今回は僕も振り付け考えるの、手伝ってもいいですか？｣


｢え？.......全然いいよ？｣









その為に相談したのに、そんなに喜ぶ事でもないと思うんだけどなぁ笑

結局、同じくKRUMPが主なダンススタイルの武知海青くんとサビまでのメロの部分でいい振り付けを思いついたらしい山本彰吾くんと4人で振り付けをする事に









｢それじゃあ、いつ日本から出てもいいように連絡先だけ交換していい？｣


海｢全然大丈夫です！｣


彰｢それなんか、断ってるみたいに聞こえるんだけど笑｣


海｢えぇ！そんな事ないっすよむしろめちゃめちゃ嬉しいです｣


慎｢海青さんさっきから緊張しすぎて鼻息荒いです｣


海｢ちょ、嘘つくなって笑｣









私の置いてけぼり感凄いけど皆が仲良いならそれで十分です(誰目線)








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