白鳥沢の泣き虫姫

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Aside



及川さんのジャンプサーブは

月島君を狙って打たれレシーブをミスした





及川「…うん、やっぱり６番の君と５番の君

レシーブ苦手でしょ？

１年生かな？ﾆｺｯ」




そしてあっという間にあと一点で同点に




日向「(月島いつも意地悪で嫌いだ

…けどなんかなんか)」




及川「おっ！あと一点で同点だね〜」




日向「おい！コラ！大王様！！

俺も狙え取ってやる！狙えよ！！」




及川「(大王様？)」




A「翔ちゃん敵にそんなこと言っちゃ

ダメだよ」




心配して翔ちゃんを見た




日向「ｳｯ！」





月島「みっともないから喚くな！」




日向「なんだと！？月島まで！？

(ピンチのクセしてむかつくやつめ

けど…けど！！)

バレーボールってのはな！

ネットの"こっちっ側"にいる全員！！

もれなく味方なんだぞ！！」





《ネットの"こっちっ側"にいる全員

もれなく味方》




その後は何とか月島君がボールを上げ

相手のコートに入ってしまった




及川「ほら、おいしいおいしい

チャンスボールだ

きっちり決めろよお前ら」




金田一君がスパイクを決めようとすると

目の前に

ブロックをしようとする翔ちゃんがいた

翔ちゃんの手に当たりチャンスボールとなった




金田一「今度は俺が叩き落としてやるよ！！」




翔ちゃんが反対側に行き

及川さんの方をめがけてボールを打った




ピー




笛がなり




烏野が勝った






A「す…すごい…」





私は翔ちゃん達と別れて

青葉城西の監督に

土曜日の練習試合の打ち合わせをした




一応スラスラと話せたけど

目を見て話せなかった

絶対に目を見て話したら話せなかったよ…





青葉城西の監督にさよならして帰ろうと

体育館を歩いていた時

突然ボールがとんで来て

咄嗟にレシーブし

ボールがいっぱい入っている籠の中に入れた




「すみません！大丈夫でしたか！？」




A「だ、だ、大丈夫です！」





「さ、さようなら！」

と言って急いで体育館を出た




廊下を歩いていた時




「ねー、そこの君」





後ろを振り向くと

身長の高い美人の人が立っていた




A「な、なんですか？」




「LINE交換しない？」




A「いいですよﾆｺｯ」




「ありがとう///俺、国見英」




俺？

国見英ちゃんって言うんだ←


＊Aは国見の事を
女の子だと思っています！

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