第10話姿は変われど ページ13
気付くと銀兄だけではなく神楽ちゃんと新八がいた。
それに、かぶき町の皆が背中を押してくれている気がする。
きっと、世界は救える。そう、思った。
それと同時に、父上は安心した顔で結晶石になった。
ポタポタ
『父上、今度こそ救えると思ったのに・・・』
私は、結晶石を抱いて泣いた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それから数日後わかった事だが、私も不老不死だった理由。それは・・・
ざっくり言うと、アルナタが共有していたからだ。
それにもう一つ、超驚愕(?)の事実がわかった。
それは、比例と似ているようなこと。
父上をあ、とし、私をい、とすると
あ、が消えるとい、も消える。・・・お判りだろうか。
つまり、私はこの死んでしまうのだ。
戦いの後、私の体は急激に変わったのだ。
すぐさま入院になったけど、一向に良くならない。
だから、病院にも理解を得て、自宅入院にした。
『・・・自分でもわかるけど、私の体はあと少ししか持たないと思う。』
銀)バカなこと言うなAっ!俺はもう大切なものを失いたくないんだ・・・
『銀兄にとって私は大切なものだったんだ。その言葉が聞けて嬉しいな。ずっと一緒に居てくれて、
ありがとう。』
かぶき町から、また大切なものがまた一つ、失われた。
銀)嘘だろ・・・嘘って言ってくれよ・・・言ってくれ・・・A・・・
そして、物語は現代へ進む。
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