Begin...【changmin】第２章-Part３- (ページ20)

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第120話笑顔。ページ20

A「……(汗)」

緊張しながらリビングに入ると
男だけなのにキレイに片付いた部屋。

…絶対ジェジュンだな、これは。

それにテーブルには朝食が３人分。

A「あれ…まだ朝ごはん食べてないの？」

JJ「あ、あぁ…食べようと思ったんだっけど、ユチョンが…」

ちらっとユチョンを見るジェジュン。
ユチョンは知らん顔してにこにこしてる。

YC「(^^)笑」

JS「あ、Aさんは食べましたか？一緒に食べましょうよぉ！！」

A「え、悪いですよ！」

JJ「いいのいいのっ！お客さんなんだからっ。今作るからぁ待っててね！」

A「じゃぁ私も手伝います！」

パタパタと走ってキッチンにいる
ジェジュンの元に向かう。

…ユチョンのあの笑顔が気になったけど。

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目玉焼きを焼くジェジュンの横で
私は人数分のコーヒーを入れていた。

するとジェジュンが小声で…

JJ「ねぇ…大丈夫だった？」

A「え？」

JJ「なんもなかったならぁ、いいんだっけどね。」

A「？？？」

JJ「気を付けてね。チャンミン悲しんじゃうよ？」

A「……」

…なるほど、ユチョンの事ね(笑)

チラッとリビングの方を見ると
ユチョンはソファでテレビを見てる。

A「……」

…でも大丈夫だよジェジュン。

チャンミンはきっと
そんなの気にするわけない。

だって……

私はジェジュンに「わかってるよ」と
笑顔を向けてリビングに戻った。

「いっただっきまぁーす！」

A「い、いただきます…」

４人でジェジュンが作った朝食を食べる。

幸せすぎる…
やっぱりこれは夢なんじゃないか(汗)

私は夢じゃありませんように、と
また思い出に残したくて
セルフタイマーにして写真を撮った。

ユチョンが私の肩に手を回したのを見て
ジェジュンとジュンスは一瞬
顔を見合わせていたけど
なんだかその顔がおかしくて私は笑った。

それを見たジェジュンとジュンスも
つられて笑った。

ユチョンは「やっぱみんな変だよぉ」と
首を傾げていたけど、一緒に笑っていた。

…こんな風に一緒にいるだけで
笑顔の絶えないヒョンに囲まれて
チャンミンは暮らしていたんだね。

今ここにユノとチャンミンがいたら
どんなに幸せだろうか。

私はなんだか胸が苦しくなってしまって
涙が出ないように少し大袈裟に笑った。