第112話 カラオケ。 ページ12
「せっかくカラオケに来たから
みんなで歌いましょー！」と、ジュンス。
A「えぇ〜〜！！汗」
こんな歌のうまい人達の前で
しかもアジアを代表するアーティスト
"東方神起"の前で歌えるわけないじゃん！
YC「いいっすね〜♪女の人の歌声は癒されるから。」
A「…(汗)」
…社交辞令なのか。
ユチョンはまたこのセリフ。
本当に口がうまいんだから…
JS「僕から歌いますよー！」
曲番号を入力していくジュンス。
流れてきたのは東方神起じゃない
韓国のアーティストのバラード曲。
私は知らないけど
みんな知ってるみたい。
「これじゃぁAさんだけ
わかんないじゃん！」と
ジェジュンは言っていたけれど
「いいよ、いいよ！」って
私は手を振った。
JS「〜♪」
A「……」
…だって。
何語でもジュンスの歌唱力はすごいもん。
首筋の血管が浮き上がるほど
全力で歌うジュンス。
でも優しく…
バラードのメロディにのせて
愛を込めて歌う。
東方神起の曲じゃないのに
ジュンスの曲みたいに完璧に歌いあげる。
トンペンじゃないジヨンも
感動しているのか
目を潤ませてジュンスを見ている。
JS「Thank youー!!」
YC「ふぁははは(笑)」
気持ちよく歌い終えたジュンスは
両腕を広げて拍手を煽る。
そんなポーズを取らなくても
拍手せずにいられないよ。
ジヨンと私は大きな拍手した。
そしたら今度は「Ｔ」のツアーの
CLAP!のムービーでお馴染みの
あのお辞儀のポーズ。
そして満足気なカリスマは
ソファに腰かけた。
YC「僕はちゃんと日本語だよ？笑」
続いてユチョンが曲を入れていく。
流れてきたのは、"最愛"。
ユチョンの声がこの曲に合っていて
思わずうっとりと聞いてしまう。
A「…(照)」
だけどやっぱりその声と表情と
音程を取る指先、マイクを持つ左手から
溢れ出す彼のフェロモンに
歌を聞いているだけで
口説かれている様な…そんな感覚がした。
JJ「次はジヨンさんとAさんが歌ってください。」
A「え…」
…どうしよ…無理だってば〜(汗)
ジヨンは「私はいいよ！」って顔して
私にマイクを押し付けるし(笑)
うぅぅ〜ずるいぃ〜〜！！汗
YC「はやく♪ラブバラード？？」
３人が私を急かしていた。
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作者名：natsu
| 作成日時：2011年10月11日 19時
