Begin...【changmin】第７章-Part６- (ページ9)

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第849話ヤキモチ。ページ9

緊張してるからか恥ずかしいからか
２人して玄関に立ったまま
ずっと笑ってる私達。

チャンミンはひとしきり笑うと
優しく私を抱き寄せた。

A「……(照)」

CM「会いたかったです。」

そう言うと抱きしめる力を
だんだんと強めていくチャンミン。

私は彼の大きな背中に手を回し
ぎゅっと抱きしめ返した。

A「…私も、会いたかった…」

CM「ごめんなさい。」

A「え？」

CM「倒れたとっきぃー、迎えにいけなくて。」

A「あ…ううん、私こそ心配かけてごめんね。大したことないのに…」

CM「大したことありますよぉ～…まったぁ、痩せた？」

そう聞くと私の背中の肉を
掴もうとするチャンミン。

私は「やめてよ！」と
背中を"バンッ！"と叩いた。

CM「(笑) 大丈夫だよぉー、肉ーなんかないから(笑)」

A「あるよ！汗掴むな！汗」

CM「ははははは(笑)」

チャンミンの笑い声が体に響いて
それが私にまで伝わる。

この感触…懐かしい。

CM「でもぉ謝るーのはぁ、心配かけたとかぁそんなこっとじゃないですよ。」

A「え？」

チャンミンは腕を緩めると
私の顔を少し悲しそうに見つめた。

CM「ユチョンーっとぉ、ジュンス。」

A「……」

CM「仲良しーなのはぁ、わっかってるよ？僕にとってもAにとってもぉ２人は家族ーだし。」

A「…うん」

CM「でもぉ、僕以外の男を家に入れたりしったらぁ、嫌です。」

A「……」

CM「束縛、嫌だっけどぉ、気分ーが良くないーからぁ…Aはぼっくの彼女だしぃ…僕以外の男を入れるのは、ちょっとぉーおかしくないですか？」

A「……(照)」

CM「照れるな。」

A「はい(笑)」

CM「笑うな！笑」

A「(笑)」

CM「ぼっくは真剣に言ってるんだよぉー！」

A「わかりました！！笑」

恥ずかしくて可愛くない事を言う私。
チャンミンはびっくりした顔。

CM「なんっで怒ってるかぁー」

A「怒ってないよ(笑)」

CM「…ちゃんっとぉ、僕の事、好き？」

A「(笑) なんで？笑」

CM「Aが僕の話、聞いてないから。」

A「聞いてるよ？笑」

CM「やぁ～聞いてないなぁ～」

A「聞いてるってば(笑)」

チャンミンは不機嫌そうな顔で
私をじっと見ている。