Begin...【changmin】第７章-Part６- (ページ19)

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第859話僕だけの秘密。【CM Side】ページ19

【CM Side】

平日だからか、人が少ない公園。

前回の遊園地デートみたいじゃなく
こんな風に自然の中で人目を気にしないで
動き回れるのが嬉しい。

いつものふざけあう僕達も
一緒にいれるだけで楽しい。

…本当に、理想のデート。

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Aのお願いに答えず
思いきり投げたフリスビーは

Aの背の高さよりも
遥か上を通りすぎた。

ジャンプの着地でへたりこんだAは
呆れたように、あのすごい顔で僕を睨む。

久々に見たこの顔が僕は大好きで
睨まれてるのにドキドキする。

CM「はははははははは(笑)」

A「チャミ！私、犬じゃないんだから、あんなの無理！」

CM「マンドゥンイなら取れるのになぁ～(笑)」

A「小型犬なんだからマンドゥンイでも無理だよ！」

CM「取れまっすよ！僕に似て天才ーだから(^^)」

A「あぁ～かわいそう。チャミみたいな意地悪な人が飼い主で。」

CM「(笑)」

ぶつぶつ文句を言いながら
フリスビーを取りに行くA。

やっぱり痩せて…やつれて見えるのは
気のせいじゃないかも。

ちゃんと体力をつけさせないと(笑)

仕返しをするように僕の方へ
思いきり投げ返したフリスビーは

反抗も虚しく背の高い僕には
楽々取れる高さ。

それが悔しかったのか、またあの顔で
今度は頬を膨らまして睨んだ。

その顔が見たくて何回も意地悪する僕。
投げ返すも何回も失敗するA。

段々、不機嫌になってる…(笑)

CM「(笑)」

A「何がおかしいの？」

CM「Aが(笑)」

A「……」

僕はAに歩み寄り目の前に立つ。
Aは僕を見上げて不機嫌そうに睨む。

CM「A、好きです。」

A「嘘つき。」

CM「本当です(笑)」

A「好きなら意地悪しないで。」

CM「(笑) 怒ってる？笑」

A「当たり前でしょ！」

CM「ははははは(笑) …これで許して？」

そう言うとAの顎を持ち上げて
溶けるような甘いキスをする僕。

顔を離すとAの顔は真っ赤。

CM「許してくれる？(^^)」

A「…こんな人の多いところで…(照)」

CM「許してくれるまでー、やめないよ？」

そう言うとまたキスをする。

本当は僕の方が恥ずかしいのは
Aには内緒にしておこう。