Begin...【changmin】第７章-Part６- (ページ12)

今日:18 hit、昨日:0 hit、合計:15,236 hit

第852話意地悪。ページ12

CM「(笑) …やぁー(笑)」

A「チャミ、おいしいんだ？笑まだたくさんあるから食べていいよ？笑」

CM「やっ、まずいでっすよ!!笑」

A「"おいしい"って言ったじゃん！笑」

CM「それはAが作ったからですよ！」

A「ひどい！笑私が作ったのも、まずかったらおいしいって言うんだ！？笑」

CM「ぼっ、ぼっくは気を使って…」

A「今までおいしいって言ってくれてたのも、本当はまずいって思ってたのかなぁ～…悲しいなぁ～」

CM「A～！違うよぉ～…」

わざとらしくため息をつく私を見て
チャンミンはどうしていいかわからず
気まずそうに黙り込んでしまう。

私はそんなチャンミンが可愛くて
もう意地悪をするのはやめた。

A「チャミ？」

CM「……」

A「意地悪してごめんね？」

CM「意地悪？」

A「チャミのそうゆう優しい所、私、大好きだよ(^^)」

CM「……」

チャンミンは照れたようにはにかみ
「わかってます」と言いながら
またご飯を食べ始めた。

私がカレーを食べるのを見て
「お腹壊しますよ」と言う。

だけど「ニンジンとか鶏肉は昨日
ユチョンが避けてくれたから大丈夫」
と、私が言うと

キッチンに向かい、残りのニンジンや
鶏肉をお皿によそってきては
対抗するようにパクパクと食べていた。

｜
｜

朝食を終えて片付けをしていると
チャンミンは冷蔵庫から

ミネラルウォーターを取り出し
薬を飲んでいた。

A「大丈夫？体、どこか悪いの？」

CM「ぉん？胃薬です。変なもの食べたから。」

A「(笑)」

薬を飲み終えると私からスポンジを奪い
皿洗いを始めるチャンミン。

CM「Aこそ、本当に大丈夫？」

A「私は大丈夫だよ(^^) 今日だってお休みだし！」

そう言ってスポンジを取り返そうとすると
「お休みなら休んでてくださぁーい」と

届かない所まで腕をあげて
勝ち誇ったように笑われた。

CM「意地悪です(^^)」

A「……(笑)」

私は呆れたように笑い
ソファに向かう……が

なんだか寂しくて
チャンミンの大きな背中に
後ろから"ぴとっ"とくっついた。

CM「A？」

振り向こうとするチャンミン。

私はぎゅっと腕に力を入れて
それを阻止した。