Begin...【changmin】第７章-Part６- (ページ11)

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第851話「羨ましい」。ページ11

甘い雰囲気に浸りながらも
やっぱり抱きしめられたままじゃ

ご飯が作れないので
私はなんとかチャンミンを説得した。

だけどやっぱりソファには行かず
私の背後でうろちょろ。

そして、ふと、お鍋の蓋を開けて
中を掻き回していた。

CM「カレー…」

A「ん？」

CM「昨日、ヒョン達と食べましたか？」

A「あぁー…うん、食べた(^^)」

CM「ふーん…」

残り物のカレーを見つめながら
なんだか寂しそうな表情。

A「…食べたい？」

CM「……やぁ～、食べたい…ってぇ言うよりもぉ、Aーのぉ作った料理をー、食べれたヒョン達がぁー、ちょっとぉー…羨ましいですよ。」

A「……(笑)」

チャンミンに似たのか。
私の意地悪心に火がつく。

A「温めてあげるから、食べよう？」

CM「ぁい？」

A「カレー。１日経った方がおいしいって言うじゃん。」

CM「(^^)」

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そしてチャンミンの前には
コンビニ弁当とだし巻き玉子とカレー。

チャンミンは「うまそぉ」と
嬉しそうな笑顔。

CM「いただきまぁーす(^^)」

A「召し上がれ～(^^)」

パクパクとご飯とだし巻き玉子を食べる。

CM「あ゛ぁー…やっぱりうまいなぁ～(^^)」

A「ほとんどがコンビニ弁当ですが(笑)」

CM「やっ、これ！だし巻き玉子！」

A「…ありがと(^^)笑」

「うまい」と何度も言い
ついにカレーを口に運ぶ…

"ボリボリ"と噛む音がして
段々と表情が曇り始め
飲み込む時には苦笑い。

私はそれを見て必死に笑いを堪える(笑)

CM「……(苦笑)」

A「おいし？(^^)」

CM「ちょっとー…変わってるっけどぉ…おっ、おいしいです…(苦笑)」

A「よかったぁ～！笑」

CM「でもぉー…もうちょっとぉー、煮てみたら、もっとおいしいと思います。」

A「そう？」

CM「ヒョン達もおいしいって言ってましたか？」

A「ううん(^^)笑」

CM「……」

A「ユチョンが"ジュンスの料理ではマシな方"って(^^)笑」

CM「……(笑)」

スプーンをショックを受けたみたいに
落としたチャンミン。

私はそのリアクションを見て
堪えていた分を吐き出すかのように
思いきり笑った。