Begin...【changmin】3 (ページ49)

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ep149 ページ49

CM「僕達もビデオレター、入れておきました。ヒョン達に見っせてあげてください。」

A「うん…わかった。喜ぶよ、３人とも。」

CM「…いつからヒョン達と知り合ったんですか？」

少し声のトーンを落として
静かに話し出すチャンミン。

A「あぁ…クラブでユチョンに会って…それがきっかけかなぁ。」

チャンミンの顔色が一瞬曇る。

でもまた笑顔に戻った。

CM「そうですか。でもよっかったですね、ワーキングホリデーの国を韓国にして。僕達にー、素敵なビデオレターをプレゼントしってくれたし…それに、ユチョニヒョンにも会えたし…」

A「え…？」

CM「ユチョニヒョンは、大人ーだしー、女性の気持ちもわっかってるしー…一緒にいれば幸せになれますよ！」

A「？(汗)」

CM「だからユチョニヒョンを選んで正解です。今度はー、浮気、されないようにするんでっすよ？あなたが泣いてても、なぐさめることはでっきないーからぁ…」

A「……」

…あぁ、チャンミンも
さよならを言いに来たんだね。

もうチャンミンは
私とは別の道を進んでいる。

…もしかしたら初めから
一緒ではなかったのかもしれないけど。

私もちゃんと言わなきゃ。

A「チャンミン、色々と勘違いしてるみたいだけど…私はチャンミンに会いに韓国に来たんだよ？」

CM「……」

A「私はテレビで、笑わないチャンミンを見て、チャンミンを…５人を助けたいって思って韓国まで来たの。」

CM「……」

A「ワーキングホリデーの貯金とかも全部使ってもいいと思った。仕事も辞めた。これは、私の人生をかけた旅だったんだ。」

CM「…辞めた？」

A「やっぱり韓国に来て正解だった。こうやってビデオレターを届ける事もできたし、チャンミンにもまた会えたから…１つでも５人のために何かができてよかった。」

CM「…僕のためーには、まだ何も」

A「もう…お守りは必要ない。チャンミンの事を思い出になんかできないけど、幸せになってほしいから。」

私はチャンミンに指輪を渡して笑った。

CM「これ…」

A「私の分も彼女を幸せにしてね。ずっと応援してるから…」

私はまとめていた荷物を持ち立ち上がる。

ちゃんと笑えた。

泣かなかった。

でも、すごく、苦しいよ。