ep146 【YH Side】 ページ46
【YH Side】
[]は韓国語↓
撮影を終えた僕達は
私服に着替えて荷物をまとめていた。
さっきチャンミンの撮影中に
ジヨンさんから、Aさんが熱で倒れて
部屋で眠っていると話を聞いた。
部屋の番号も念のため聞いた。
チャンミンにもそのことを
教えてあげようと思ったけど…
今日は監視が一段とひどいからか
みるみる不機嫌になっていく
チャンミンの顔…(汗)
YH[(汗)]
こ、怖いよチャンミン…(汗)
カメラを睨んでる…
それにAさんが倒れたなんて聞いたら
心配で気が気じゃなくなるだろ？
だから言えないまま、もうこんな時間。
どうしよう…どうしよう…
チャンミンも
今日は会えないと思ったのか
どんどん静かになっていく。
スタッフ[迎えが着いたから行くぞ。]
僕達は荷物を持って
ホテルのロビーを出て車に向かう。
YH[(汗)]
どうしよう…
チャンミンが車に乗り込む。
YH[(汗)]
どうしよう…
どうしよう…
YH[………]
CM[…ヒョン？乗らないんですか？？]
YH[あぁぁっ！！(汗)]
スタッフ[どうした？]
YH[さっきチャンミンのパスポートの写真を見て.“変な顔だなぁ〜”って笑ってたら、部屋に置いてきちゃった！！]
CM[は？]
YH[取ってくるから待っててください！！]
僕はチャンミンを車から
引きずり出して走り出す。
CM[お、ちょっと、ヒョン！？(汗)]
無我夢中で走る僕。
エレベーターのボタンを押すけど
なかなか来ない。
YH[か、階段！(汗)]
CM[えぇっ！？(汗)]
僕達は長い長い階段を駆け登った。
本当につらかった…(汗)
チャンミンは荷物も持ってたから
相当しんどそう。
やっとの思いで階段を登りきり
僕達はフラフラと歩き出す。
CM[はぁはぁ…待ってよヒョン(汗) なんなんですか…はぁはぁ…(汗)]
部屋の前の廊下では偶然
ヘギョンとジヨンさんが話している。
YH[す、すいません…はぁはぁ…(汗)]
２人は僕達の疲れ具合に驚いていたけど
状況を理解してすぐAさんの部屋の
ドアを開けてくれた。
YH[チャンミーン！ここで休憩しててーねっ！(^^)]
僕はチャンミンの腕を引っ張り
部屋の中に押し込んでドアを閉める。
CM[ちょ、ちょっとヒョン！？(汗)]
YH[素直になれよー！！]
CM[ここ僕の部屋じゃないですよ！？(汗)]
無事にミッションを遂行した僕は
廊下にへたりこんだ。
チャンミン…
今度こそ幸せになれよ…
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作者名：natsu
| 作成日時：2011年10月10日 9時
