ep137 【YH Side】 ページ37
【YN Side】
[]は韓国語↓
ホテルの部屋でニュースを見ている。
やっぱり明日の朝までおさまらないかぁ。
この台風じゃ、飛行機も飛ばないよな。
YH[……]
チャンミン大丈夫かなぁ。
チャンミンの携帯に電話をかけてみる。
YH[……]
出ない。
やっぱまだハワイかなぁ。
……いいなぁ(泣)
そんなことを考えていると
何やら廊下が騒がしい。
女[だからぁ、この子ユノの大ファンなんです！！]
スタッフ[どこの誰だかわからない人は会わせられない！帰りなさい！]
男[この子は今日の撮影の見学に来てた子で、たまたまファンだっただけです！]
女[写真だけ！！お願いします！！]
女[お、おねがいします！おねがいします！]
スタッフ[ユノに会わせることは、どんなファンでも断ってるんだ！あなた達だけ特別扱いはできない！！]
女[１枚取ったら帰るから！！]
女[おねがいします！おねがいします！]
YH[……]
…もしかしてAさん達？
―――― ガチャッ
YH[あの…僕なら全然いいですから…写真どうぞ？]
スタッフ[いや、でも…]
YH[たまにはファンサービスしないと、嫌われちゃうから(笑)]
スタッフ[じゃぁ…１枚だけだぞ。]
JY[やったぁ♪]
A[お、おね……ありがとうございます。]
YH[…ぷっ(笑)]
うっかり、今
"プッタカムニダ"って言おうとした？(笑)
でも"カムサハムニダ"は知ってたんだ。
彼女達を部屋に入れて
Aさんと肩を組む。
ヘギョンがカメラのシャッターを押す。
―――― パシャッ
Aさんは何かを言いたそうに
こっちを見ているけど
これ以上は無理だよ。
監視もあるし。
もう１人の女性が部屋を出て行こうと
監視の横を通りすぎる時何かを落とした。
それを拾おうと監視の人と
２人同時にしゃがみ込む。
その瞬間ヘギョンが
ささっとそのカメラをベッドの下に。
YH[……？]
A&HG[……(^^)(汗)]
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何事もなかったように
部屋を出ていった３人。
まさか今日僕がした技を
マネするなんて…(笑)
部屋のドアが閉まったのを確認して
僕はベッドの下からカメラを取り出した。
カメラには小さなメモが貼ってある。
YH[…"Watch me！"…？]
僕はカメラの電源を入れて
中に記録されていたものを見た。
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作者名：natsu
| 作成日時：2011年10月10日 9時
