ep101 ページ1
YC「さっき後悔してないってー言ったっけどぉ、少しぐらいは心のどこかに後悔はあるんだよ。」
A「うん、今と前の東方神起とは違うもんね…」
ユチョンは視線を落として
小さくため息をつく。
YC「うん…正直ぃ、ジェジュンもジュンスも、もちろん俺も、寂しいよ。」
A「うん…」
YC「近くにユノとチャンミンもいたら、歌えなくても、もし…解散しても、平気かもしれない。」
JY「え…？」
YC「ユノがリーダーとして、また５人を集めてくれるっから…でも近くにいない。５人の絆を信じてるけど…ユノとチャンミンはどうしてるかなぁ…」
遠くを見るような目で
小さく微笑んだユチョン。
A「連絡…つかないんだよね？」
YC「２人は監視されてるからね。俺達が近づいてー事務所から２人が責められたりしったら…悲しいから。」
JY「そうだね…」
YC「だから待つしかないんだっけどぉ、やっぱりじゅっと連絡できないと、わからなくなるんすよね…やっぱり俺達を怒ってるのーかなーって…ユノとチャンミンを苦しめてるのは俺達なのかなって…」
ユチョンは静かに泣き出した。
涙を拭うこともしないで
ただ目を閉じて。
YC「…俺達は３人で頑張ってるーけど、みんな言わないんだ、弱音。」
A「……」
YC「言わないし、ごまかしてる。それが今…全部、俺達３人のリズムーが合わなくなってきて、俺達自身まで…が、崩れてきてる。」
JY「３人でぇ、本当に思ってることを、話してみたら？」
YC「それができたら、こんなにつらくないっすよぉ…ジェジュンもジュンスも、すっごく、耐えて、頑張ってるから。見守ってあげなきゃ。」
A「…みんな、優しいんだね。みんながみんなを思いやってる分、しんどいんだね…でも、たまにはさ？甘えてもいいんじゃないかな。」
YC「……」
JY「家族ってー、どんなにケンカしても許し合えるし、どんな事があっても味方だし、何も言わなくてもぉ思ってることわっかる関係じゃん？だからー、かっこつけて、強がったりしなくてもぉいいんじゃない？」
A「東方神起は、家族以上の関係でしょ？ユノとチャンミンも、きっと３人の味方だし、愛してるよ。」
ユチョンは頷きながらずっと泣いていた。
毎晩のようにクラブに通いつめて
寂しさや誰にも言えない痛みを
忘れたかったのかもしれない。
A「ユチョン…"今"がいつか、"思い出"として話せるようになるよ、５人で。」
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作者名：natsu
| 作成日時：2011年10月10日 9時
