Begin...【changmin】第６章-Part７- (ページ14)

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第674話チョンジェ。ページ14

ジヨンが韓国からお土産に持ってきた
ラーメンで夕食を取る私達。

お風呂にも入って寝る準備もして
寝室に向かうとジヨンはガサゴソと
何やら荷物から取り出した。

それは見覚えのある赤い箱。

A「あ…それ…」

JY「これはユチョンから。日本に行くーならー、Aに持ってってあげてってぇー、メールが来ったーからぁ…」

手渡された箱を開けると中には
紫のアロマキャンドルが４つと
黄色のアロマキャンドルが５つ。

黄色の方が１つ多いのが
ユチョンらしい(笑)

「もうすぐ紫のがなくなるって
ユチョンよくわかったね～」と

ジヨンは使いかけのキャンドルを見て
感心しながらもう1つ赤い紙袋を手渡した。

その袋の中を覗くと
チャンミンの香水と全く同じものが。

JY「これはひろしから(笑) …それもなくなりそうだったの？」

A「……うん。ジェジュンからもらった小さいビンのやつしかなかったから…」

JY「へぇ…さっすがチョンジェ！女性の扱いーに慣れてるってーゆうかぁ…」

A「(笑) たしかに(笑)」

ジヨンはユチョンとジェジュンの
細やかな気配りに更に感心して
「すごぉいなぁ～」と頷いていた。

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紫のアロマをつけて
甘い香りとオレンジの光の中で
ベッドに並んで座る私達。

「こんな甘いのやだ」
「もっと男らしいのがいい」とジヨン。

「ユノの事を言ってるのかな？」
と思いながらも部屋に広がる優しい光と
チャンミンの甘い香りに私は

まるで彼に包まれているような
そんな感覚さえしていた。

A「やさしいね、ユチョンもジェジュンも。」

JY「うん」

A「ソンヒがジェジュンに惚れちゃうのもわかる(^^)」

JY「(笑) ユチョンは？」

A「…わかるかなぁ(笑)」

JY「…なんで？(^^)」

A「いっつも私の事を考えてくれて、心配してくれて、優しいから…かな？笑」

JY「ふぅ～ん(^^)」

A「…なに？笑」

JY「…今の、ユチョンが聞いたら、すっごく喜んじゃうね(笑)」

A「(^^)笑」

私達はクスクスと笑いながら
今までしようしようと言いながら
ずっと出来なかった報告会をする事に。

なんだか今更ながら報告するのは
照れくさい気がするけど

この暖かい光の空間に
少し素直になれる気がした。