第526話 短気。【CM Side】 ページ6
【CM Side】
[]は韓国語↓
翌朝、目を覚ました僕は
部屋にいないAの姿を探して
リビングに向かった。
Aはベランダで洗濯物を干しながら
誰かと楽しそうに電話をしていた。
昼に僕と一緒に病院に行って
診断書をもらうのに待っている間も
ケータイで誰かにメールを打っていた。
今夜もまた昨日と同じように
ベランダで電話をしている。
…意識しだすと今まで
気にならなかった事までが気になる。
何もないとは思う…思いたいけど
疑わしい行動に思えてくる。
「誰と話してるの？」って
素直に聞けばいいだけの事なんだけど…
もちろん、Aを信じてる。
だけど何があっても
余裕のある男でいたいと思ってしまうのと
もしヒョンの勘が当たっていたら…と
結局は弱気な自分を捨てきれない。
まだ電話を終えて帰ってこないAを
僕はリビングからじっと見つめていた。
そんな僕をユチョンヒョンは
どこか楽しそうに眺めていた。
｜
｜
A「チャミ〜…まだ寝ない？」
ベランダから戻ってきたAは
眠たそうに目を擦っていた。
やっと戻ってきたのに…
もう寝るつもりですか？
僕はAを抱きしめられないし
今日は朝から電話ばっかりで
あまり相手にしてもらえなくて…
短気な僕が出てきてしまう。
…なんか…イライラする。
CM「うん、今日はユチョンヒョンと飲みにー行っくから(^^)」
YC「えっ！？汗」
僕の咄嗟の思いつきに
ヒョンはびっくりしている。
A「そっか…チャミもユチョンも飲みすぎないようにね？」
CM「うん、おやすみ(^^)」
YC「お、おやすみ〜(汗)」
A「おやすみなさい(^^)」
いつもはする"おやすみのキス"も
今日はしてあげない。
Aが悪いんだから…
YC[チャンミン、"しっかりして"？笑]
膨れっ面の僕に
声をかけるユチョンヒョン。
CM[ヒョン、行きますよ！]
YC[(笑)]
｜
｜
僕はユチョンヒョンを無理矢理連れ出して
よくヒョンが行くお店に向かった。
イライラする僕はお酒がどんどん進む。
こんな時にお酒が強いのって
得しないって思う。
飲んでも飲んでも酔えない。
YC[飲みすぎだよぉ(汗)]
ユチョンヒョンが止めるのにも聞かず
僕はただお酒を飲み続けた。
第527話 酔っ払いチャンミン。【YC Side】→←第525話 不安。【CM Side】
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年3月16日 0時
