第524話 鋭いユチョン。 ページ4
電話を切り振り返ると
ベランダの椅子にユチョンが座っていた。
驚いて固まる私を見てユチョンは笑う。
A「な、何してるの？汗」
YC「あぁー、カレー食べたーから、あっつくて(^^)笑」
A「そ、そう…」
電話の内容聞かれちゃったかな…
ここでバレたら作戦も何もないんだけど…
そう思っていると冷たい風が吹いて
思わず身震いしてしまう私。
ユチョンはその姿を見て
「上着貸そうか？」
YC「あ、俺タンクトップしか着ってないや(笑)」
A「(笑) …私、寒いから、部屋戻るよ？」
腕を擦りながら
ベランダの窓に手を伸ばそうとした時…
YC「(^^) 今の電話、モトカレ？」
A「え？汗」
やっぱり電話の内容聞いてた？？汗
勘違いしてるみたいだけど
どこから聞いてたのかな…
A「違うけど…なんで？笑」
YC「んー…話しってるニュアンスーからぁ、男の人かなぁーって…」
A「あぁー…うん、友達(^^)汗」
YC「"友達"？(^^)」
A「うん(^^)汗」
YC「ふーん(^^)」
ユチョンは意味深な笑顔で
部屋に戻る私を見送った。
…ユチョン(汗)
前から思ってたけど
本当ユチョンって勘が鋭い…
確かに電話の相手は男だけど
元彼じゃないし…ただ
あの意味深な笑顔が気になる(汗)
私はリビングに戻ると
冷蔵庫からお茶を出して一口飲んだ。
"作戦"はバレたら意味ないんだから…
ユチョンには気を付けよう(汗)
グラスを洗って振り返ると
ケーキのお皿をもってキッチンに来た
チャンミンにぶつかった。
A「うわぁ！！汗」
CM「うおぉーーう(汗) …大丈夫？？」
A「うん、びっくりしただけ(汗)」
CM「(^^)」
A「チャミ、まだ起きてる？」
CM「んー…今日はおっそくまで寝てたからー、まっだ眠くはないよ？」
A「そっか…」
CM「Aはー、もう、寝る？」
A「う、うん…そうする(^^)」
CM「そっか(^^)」
チャンミンはシンクにお皿を置くと
リビングにいるユノに背中を向けて
私を隠すと、両腕に手を添えた。
CM「体冷たい…風邪引かないようにー、あったかくして寝てね？」
A「うん」
「おやすみ」と笑うとチャンミンは
優しく私にキスをした。
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年3月16日 0時
