第521話 プレゼント。 ページ1
ユノとチャンミンと３人で
届いた出前のカレーを食べたあと
リビングでライヴのDVDを
最初から見ていると
疲れ果ててヘトヘトになった
ユチョンが帰ってきた。
YC「たっだいまぁ〜(汗)」
A「おかえりなさい(^^)」
ユチョンは荷物を床に置くと
大袈裟にソファに倒れ込んだ。
YN「そんなにハードスケジュールなの？笑」
YC「ハードすよぉ〜(汗) 日本の分散プロモーションしってるみたい。」
ユチョンは鼻をクンクンさせて
「カレーいいなぁ〜」と呟く。
A「ユチョンの分もあるよ。」
YC「ほんとっ！？」
目をキラキラさせて喜ぶユチョンに
「着替えておいで」と微笑み
カレーを温めようと立ち上がると
チャンミンが「僕やります」と
キッチンに向かった。
部屋に向かうと素早く着替えて
リビングに戻ってきたユチョン。
手には大きな箱と小さな赤い紙袋。
ユノと私の間にニコニコしながら座ると
まずテーブルに大きな箱を広げた。
YC「たらーん♪ケーキ買ってきったよぉ〜(^^)」
色とりどりの美味しそうなケーキに
思わず「わぁぁっ♪」喜ぶ私。
ユチョンは私の顔を見て
声を出して笑っていた。
ユノも箱の中を覗いて
「うわぁ〜」と喜び「僕これー！」と
さっそくケーキを選んでいた。
チャンミンはキッチンから冷静に
「珍しく気が利きますね」と笑っていた。
A「１、２、３、４……10個？笑 買いすぎじゃない？笑」
YC「何人でもぉー、チャンミンがいたらチャンミンは３人分だから(^^)」
A「それでも２個多いじゃん。」
YC「あぁー…Aも３人分(笑)」
私は笑いながら
冗談を言うユチョンの肩を叩く。
ユチョンは「うっそだよ〜」と笑いながら
私の前に小さな赤い紙袋を差し出した。
A「これはなぁに？」
YC「プレゼント(^^)」
A「えっ！？本当にっ！？なんで！？」
YC「なんでも(笑)」
A「なんで！？笑」
YC「いいからもらってよー(笑)」
A「(^^)笑 開けていい？笑」
YC「(^^)」
私は紙袋の中を開いて袋の色と同じ
赤い箱を取りだし、箱も開ける。
ユノはニコニコ笑うユチョンの隣から
身を乗り出して興味津々に見ている。
箱を開けると同時にいい香りが漂う。
A「…アロマキャンドル？」
YC「うん(^^)」
箱の中にはバラの形をした
アロマキャンドルが３つ並んでいた。
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年3月16日 0時
