Begin...【changmin】第３章-Part３-完結 (ページ1)

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第161話少しだけ。ページ1

チャンミンがご飯を食べてるのを
見ていたら、なんだか私も
お腹いっぱいになって眠ってしまった。

熱はすっかり下がったみたい。

隣のベッドを見るとチャンミンが
カメラを握りしめて眠っていた。

その寝顔がかわいくて
近づいてみる。

A「……？」

…涙のあと？

ビデオレター…見てたの？

チャンミンは５人の末っ子だから…
ヒョンが大好きだから。

寂しくないわけないよね。

ユノもきっとそう。
弟達が心配でしょうがなかったはず。

やっぱりビデオレターを届けてよかった。

いつかチャンミンが私の前でも
安心して甘えられて泣けるような
そんな存在になりたいよ…

―――― パシャッ

カメラを手に取り
チャンミンの寝顔を撮る。

シャッターの音で「うぅ～ん」と
寝返りをうつチャンミン。

起こしちゃったかな？と思って
動きを止めても、どうやら寝ている様子。

私はうまく撮れたかなと思い
今撮ったばかりの写真を見た。

A「…ふふっ♪」

ばっちり、かわいい顔♪

なんとなく
その前に撮ったのを見てみると…

A「……！！」

なにこれ～～！！照
いつのまに…

チャンミンが撮った
私の寝顔ばかりが、何枚も。

そして、チャンミンが
寝ている私の頬にキスしてる写真。

A「ふふっ(^^)」

私もお返しにと
チャンミンの頬にキスをして写真を撮る。

―――― パシャッ

CM「…違いますよ。」

A「えっ？」

チャンミンは私の首を押さえてキス。

CM「"おはようのキス"です。」

A「お、起きてたの？汗」

大あくびをしながら起き上がる。

「うぅ～～ん」と伸びをして
まだ眠たいのか目を擦っている。

CM「熱下がりましたか？」

A「うん。いっぱい寝たから。」

CM「そっか…よっかった(^^)」

微笑んでるチャンミン。

朝の眩しい日差しが
窓際のベッドに座るチャンミンに当たって
その姿がすごくキレイ。

チャンミンは笑って手招き。

A「……(照)」

私は素直にチャンミンの元へ。

近づくとチャンミンは掛け布団を上げ
私をベッドの中に入れる。

まだチャンミンの体温が残ってて暖かい。

腕枕をして横になる。

CM「もうすぐー仕事行っかなきゃいけないから…少しだけこうしてよ？」

そう言うとチャンミンは
私を抱きしめてまた少し眠った。