Begin...【changmin】第３章-Part２- (ページ4)

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第144話熱。ページ4

JY「今日は休んでなきゃだめだよ。気持ちはぁわっかるけどぉ…」

A「……」

私は昨日の極度の緊張と
週刊誌のショックのせいか
熱を出して体調を崩していた。

A「……」

今日を逃したら
チャンミンに会えるチャンスは
もう２度とないかもしれない…

そう思った私は無理をしてでも
撮影場所に行きたかった。

もちろん行くつもりで
ジヨンより早く起きた私は
準備をしていたのだけれど…

…洗面所で倒れてしまったのだ。

A「…やっぱり行く。」

JY「だめだって！！倒れったんだよ！？」

A「でもぉ…」

JY「…悔しいのはわっかるーけどぉ、またチャンミンに会えるように協力するし、今日もなんとかでっきるように頑張ってみるから…」

A「うぅぅ～～」

ジヨンって本当に頑固。

白黒はっきり物事を言うし
自分の判断したことは絶対に突き通す。

…まぁそれが彼女の魅力でもあるけど。

でもそれ以上に優しいジヨンは
やっぱり私のオンニだなぁ。

こんな時でもジヨンが必ず
チャンミンと会えるようにしてくれると
期待して思ってしまう。

JY「ヘギョンにも言っておくから。ちゃんっと、寝ててね？」

そう言ってジヨンは部屋を出ていった。

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ジヨンに気づかれるのが嫌で
昨日の週刊誌は隠した。

もしかしたらジヨンはもう知ってるかも。

でも知らない振りをしてくれているなら
それもジヨンのやさしさ。

"今チャンミンの記事を知ったら
また臆病になって
気持ちを伝えられなくなる"

そう思ってるんだろうな。

A「……」

…でも違うよ。
ジヨンがいてくれるから、私は強い。

だけど…今だけ泣かせて。

チャンミンに会えたら
今度は泣き顔じゃなくて
笑顔を見せたいから。

いつかあなたが言っていたように。

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私はいつしかまた泣いたまま
深い眠りに落ちていた。