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気づけば夕方
一日の締めとして夕拝を行う。日によってだが
またそれと同時に
ちなみに朝唱える祝詞は朝拝といい朝晩でセットになっていて
「うぅ…ん〜」
精一杯伸びをして重い賽銭箱をしまう
「戻ったよ」
向「おかえり、翔太くん今日もお疲れやったな」
「まぁね…大好きな爺ちゃんが残してくれたこの神社だけは何としても守るって決めたから」
向「強いんやな…」
深「ほら翔太早くしろよ、夕飯冷めるぞ」
「はいはい…てかふっか今日もここにいる気かよ」
深「お客さんいるし、なんか帰りたくなくなったんだよな笑」
「居られるだけで出費かさばるんだけど…笑」
深「ちょっとくらいよくない？？」
向「やっぱふっかさんもしょった君も面白いわぁ」
昔は考えられなかったこんな賑やかな屋敷内
イライラすることもあるけどちょっと楽しかったりもする
向「…ん？しょった君どしたん、ボーッとしちゃって」
「…なんでもねぇよ笑、さぁ夕飯食べるぞ」
佐「食べよ食べよっ！！」
「………って、お前まだ居たの」
佐「ふぇ……？しょうやけろ…」
口いっぱいに何かをほうばっているのかモゴモゴしながら喋る
「お前さ…飲み込んでから喋れよな、全く……」
向「……ふ、ふははは…翔太くん楽しそうやな」
「ば、バカ言うなよ。楽しくなんかねぇって…」
深「いや、翔太いつも以上に賑やかになって内心楽しんでるだろ」
「だからそんなことねぇって」
康二とふっかに笑われる。しかも二人ともさぞかし楽しそうに
佐「いいねぇ、みんな賑やかで」
「賑やかじゃねぇ…賑やか通り越してうるさい」
佐「まぁまぁ、主さん。カリカリしないの、あぁ〜めめも」
カリカリしてるわけじゃないけど…どうしてか素直になれない
目「何…？」
佐「めめもほら笑って！！はい、スマイルスマイル〜」
そう言って目黒さんの方を向いた佐久間さんが変顔を見せる
目「ふはっ……ちょっ、やめろって！！笑」
佐「はい、目黒くん笑ったぁ〜俺の勝ち」
目「なんだよそれ笑」
みんな楽しそうにしやがって…俺だけ除け者みたいじゃん
「……お前ら楽しそうにしやがって」
向「ほらほらぁ、翔太くんもさっきはそうゆうてたけど本心は楽しいんやろ？」
なんだろうよく分からない、けど―――
「あぁ、そうかもな」
一言そう口に出した
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雨乃ふあ(プロフ) - えなさん» 閲覧していただきありがとうございます。毎日更新できるように頑張ります (2021年3月10日 2時) (
レス) id: bc9832efa4 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください (2021年3月8日 12時) (レス) id: dc9b401a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨乃ふあ | 作成日時：2021年1月26日 13時
