◆ ページ22
「ゲームもやるんだね」
「うん、ちょっとね。ごめん、やっぱりマジで眠し家帰って寝るわ」
「え、ああうん」
「んじゃ、おっちー」
佐久間さんお気に入りの挨拶をして去って行く。
あの慌ただしさ、なにかあったのかな。
その日の晩、エスは動いた。
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投稿者 : エス 日付 : 2022/08/25
どんな依頼も受けます。
殺したいほど憎いのに、自分で殺せないって人。
代わりに殺してあげます。
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今まで何処にでも居る普通の男性と居ると錯覚していた。けれどやっぱり彼は殺し屋だ。
何がきっかけで急に依頼を募集したのか分からないけど、最後に見た時焦っているような不安そうな顔をしていた。
発作的ななにかかもしれない。
あんな過去を持ってるんだから、恐怖や不安に押しつぶされて別人格に目覚めるとかあっても不思議でもない。
二重人格説はありかも。
佐久間さんの時とエスの時では容姿が違うから、パッと見では気づかないし。
エスは、オーラそのものが兎に角不気味だった。佐久間さんのようなほわほわした感じなんて微塵も感じない。
「あ、動き出した」
佐久間さんのマンションが見える位置で待機していると、彼の部屋の電気が消えた。
まだ午後９時だ、動くならこれからだろう。
カチャッとフルフェイスのヘルメットを被る。
タピオカカーは街中で少し停車して、運転手本人は暫し姿を消した。
今回は私は依頼者ではないから、エスがどのような依頼を受けて動いてるかは分からない。
あまり深く着いて行くとバレてしまう可能性が高いから、車に乗せるだろうし此処で待つことにした。
そして今回は気絶させることなく、歩いた状態で男を一人連れて来た。
そういうこともあるんだ。
「エスになると、全然雰囲気違う」
車の後をつけ、でも決して仕事の邪魔はしない。私達には暗黙のルールがある。もしお互いの仕事現場に遭遇したとしても知らぬ存ぜぬ、見て見ぬふりをすること。
だから今回エスが仕事をしてるいる間はただ外で待っていた。
携帯が鳴る。
「はい」
「お前さー依頼どうなってんの？ 結構時間かかり過ぎじゃね？」
「お兄……今その依頼の為に動いてる所だから邪魔しないで」
「あーそう。なんなら手を貸してやらねえでもねえけど」
「いいです」
「あ？ おいこら！」
直ぐに切ってやった。今回はどうしても私一人でやりたいんだもん。
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ゆきんこ(プロフ) - 悠砂さん» コメントありがとうございます！最後まで読んでもらえて嬉しいですし、続きを読みたいと思ってもらえたことも嬉しいです！続きを書くとしたら、今回のようなスピードでは書けないかもですが書けるように頑張りたいと思います😌ありがとうございました！ (2022年8月8日 22時) (
レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
悠砂 - こんばんは。最後まで読ませていただき、続きが読みたいと思いました。ベッターでも占ツクでもいいので、続きが読めると嬉しいです！他の作品もあるので、大変かとは思いますが、ゆきんこさんの作品はとても好きなので、楽しみにしています。 (2022年8月7日 22時) (レス) @page44 id: cf5d43c431 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - みぃ。さん» みぃ。さーん！気にしてくれてる方いたー！って喜びの舞を踊ってます私😂 誰も気にしてないかぁって思ってたんですが、この伏線大好き女の私なので何かあるって思ってもらえないかなぁとか(笑) やる気出ました！頑張ります！！ (2022年8月6日 23時) (レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます😊 その言葉励みに頑張っております！！ (2022年8月6日 23時) (レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ。(プロフ) - ゆきんこさーん！途中でコメント入れるのはお久なのですが、中編まで公開、お疲れ様です！いや、私気になってんですよ、お兄。←コレが言いたくてコメントしました🤣後編も楽しみにしてます！ (2022年8月6日 19時) (レス) id: fb4296a570 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2022年8月4日 7時
