9.任務 ページ9
_Aside
結局善逸君と気まずい雰囲気のまま初任務に向かうことになった
北西の村で若者ばかり狙う鬼がいるとか
私は別に日光は平気だけど、こんな姿を一般人に晒すことは出来ない
桐雲杉という箱を炭治郎くんから貰って日中はそれで移動することになった
この箱については追追説明したいと思う
歩いているけれど揺れは極端に少なくて善逸君の気遣いが伝わってくる
もうなんでこんなに優しいんだろう
小さくなった自分の膝に顔を埋めて日が暮れるのを待った
コンコン
ノック音が小さい空間に響いて
善逸「Aちゃん…?起きてる?」
『うん、おはよう』
善逸「…おはよう」
ふいっと目を逸らされた
『ねぇ』
こんな調子じゃ任務に支障が出る
今解決しないと
善逸「なに」
『なんで怒ってるの?』
善逸「…怒ってない」
『嘘、揺らめきが大きい』
善逸君は観念したかのようにため息をついた
善逸「Aちゃんがさ、炭治郎と伊之助ばっかりで俺と全然話してくれないから、怒ってたの」
『なんだそんなことか』
善逸「そっ!そんなことって言い方ないだろぉ!?」
『だって!私が1番好きなのは善逸君だし、1番頼りにしてるのも善逸君だし、1番かっこいいなって、思う…のも、善逸君…だよ……』
何を言っているんだ私は
反射的に思っていた事を言っちゃったけど
恥ずかしすぎる阿呆なのか?
善逸「そっ、そそそそうだね!!にっ任務行こうか!」
『…』コクコク
互いに顔が赤すぎて尚更顔が見れなくなってしまった
299人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し97177号(プロフ) - 物凄く私の好きなのにドストライク!これかも応援してます。!続き気になります!! (2019年9月29日 22時) (レス) id: e9ddd80024 (このIDを非表示/違反報告)
@トマト - 結婚しよ (2019年8月25日 14時) (レス) id: b84b38a155 (このIDを非表示/違反報告)
多雨(プロフ) - 零さん» え、結婚する? (2019年7月28日 20時) (レス) id: 3a7e52d2ad (このIDを非表示/違反報告)
零 - 私なら秒で嫁いく (2019年7月28日 19時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
多雨(プロフ) - 零さん» えっ、超好き、、、 (2019年7月28日 17時) (レス) id: 3a7e52d2ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:多雨 x他1人 | 作成日時:2019年7月19日 21時