【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！其の弐

久しぶりの ページ24

その日は丸一日しのぶさんからのお話(説教)だったためろくに休めなかった

それで次の日は丸一日休暇をいただき

そして今日、お館様にご挨拶に行く

身勝手に休暇を1ヶ月も貰ったのだ

しのぶさんに付いてきてもらい産屋敷へ向かった



到着してから30分後、お館様がご登場された

いつ見ても凛とした雰囲気は美しいと思う

甘露寺さんが挨拶をされた後本題である

産屋敷「Aは1ヶ月も何をしていたのかな」

もちろんこの世界を乗っ取るためです

なんて、馬鹿正直に言える訳もなく

『憩の呼吸、最後の使い手として未熟だったため、身勝手ながら丸々1ヶ月鍛錬を積んでいました』

産屋敷「うん、知っているよ。それでどれくらい強くなったのかな」

『綽鉄山にいた鬼は相手にならなかったため、実力が分かりません』

不死川「A、どういうことだ」

伊黒「つまりお前は勝手に休みをとったあげく実力が分かりませんと逃げサボったことをひた隠そうとしているのだな」

こんなことを言われるのは分かっていた

だから

『お館様、私はこの1ヶ月、血の滲む努力をしてきました』

なので、私も実力が知りたいです、と

切り出す

『柱の方々と戦闘訓練をさせては頂けませんか』

隣にいた冨岡さんが息を呑むのが分かった

産屋敷「ほう…戦闘訓練か……うん、良いよ」

胡蝶「お館様！？」

産屋敷「でも、真剣は駄目だからね。刀鍛冶の郷で造られた木刀を使うと良いよ」

隠の方から木刀が一人一本配られた

産屋敷「頑張ってね」

戦闘訓練という名の→←そのあと

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