【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！其の弐

可笑しい可笑しいぞ ページ13

猗窩座との闘いから3週間

かなり回復した

普通に走れるし跳ねられるし刀も振れる

まぁ3週間も寝ていたおかげでかなーり体力が落ちているが

『ヤバいな、超なまってる』

ぐるんぐるぐるんぐるんと腕を回しまくる

回す事にゴキっやらべキッやら音が鳴っているが気にしたら負けだ

前屈をすると腰がゴキゴキゴキゴキゴキっと大音量で鳴った

炭治郎「A！？なんの音だ？！」

善逸「い、今の骨の音、だよね…」

部屋の向こうにいた2人が駆け寄ってくる

『あー、うん大丈夫です。ちょっと骨動かしてただけなので』

善逸「骨！？骨動かすって何？！初めて聞いたよ！！！？？！！」

炭治郎「そうか、骨を動かしてたんだな」

炭治郎がスルースキルを発動している横で善逸が

善逸「思わず突っ込んじゃったよもう！」

と、小声で喚いている

『善逸先輩？どうかしましたか？』

善逸「えっ、いやううん！？何にもないよ！」

いや明らかになんかあるだろ

『そうですか』

この何かありましたか？のやりとりは5回目だ

こんなに聞いているのに何も教えてくれない

参った

そうこうしているうちに2人は部屋に戻って行った






思い当たる節は、ないことは、ない

つまりある


人呼んで“善逸先輩膝枕事件”だ

先日彼に連れられ縁側に出た時

傷が痛みだし、善逸に膝枕をしてもらった


そう、その時事件は起こった

たぶん、たぶん惚れてしまった

そんな気がしないことも無いのだ

確証はない

全くもってない

現に彼がさっき現れた時トキメキも何も無かった

でもあの時確かにドキドキしたのだ

結局わからず数日悩んだ結果




異性慣れしていないため、勘違いしてしまった

に落ち着いた


それは良いのだ

解決した

ただもう1つ問題がある

それは眠る間際、彼に好きと言ってしまった事だ

いくら寝惚けていたとは言えそれはないだろう？！！？？！！？

いやもう起きて思い出してめっちゃビビった

何言ってんの？自分？？

心の中の自分に30発くらい蹴りを入れた

さらに問題なのが彼がそれを意識してしまっていることだ

めちゃめちゃ意識されてるんだよこれが

それなりに耳はは良いからなんとなーく感情が分かってしまう

あれは、あまりに鼓動がはやすぎる！！！

逆に？→←縁側

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