【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！

物は言いようとかこれだね ページ20

胡蝶「どうされたんですか〜？」

『あぁ、すみません。親分が私と戦いたいと』

ちなみにこの親分という呼び方は夕食中に固定された

胡蝶「隊員同士で戦うのはご法度ですよ」

『ですよね、ほら親分諦めましょう』

胡蝶「ですから、戦闘訓練とすれば良いのです！」

女神みたいな笑顔浮かべてるけど言っていることは屁理屈そのものだ

逃げ道を塞がれてしまった

伊之助「よし！行くぞA！」

『いやぁぁあああぁ』

そうして食後にも関わらず私は中庭に連れ出された


『いやもうほんと勘弁してください』

半泣きで訴える

伊之助強かったやん確か

私死ぬて

胡蝶さんが渡してくれた木刀を握り直す

手汗がヤバい

伊之助「猪突猛進！！！」

正面から突っ込んでくる伊之助を避け

なるべく穏便に済ませるため軽く首を叩いた

伊之助「！！」

ドタッとその場に倒れ込む

大丈夫かな、頭打ってないかな

炭治郎「伊之助！！！」

駆け寄ってきた炭治郎が伊之助の首に手を当てている

炭治郎「良かった、生きてる…」

いや殺すわけないじゃん

善逸「すっ！すす凄いね！！A！！！」

『えっ、そうかな』

善逸「うん！！！呼吸も使ってなかったのに伊之助を軽く気絶させちゃうなんて…」

伊之助「ハッ！」

伊之助が意識を取り戻し私を睨めつけている

『親分…』

伊之助「お前、なかなかやるじゃねえか！」

『え』

伊之助「お前なんて名前だ？」

『あ、Aです』

伊之助「よしA！もう一回だ！」

『嘘でしょ…』



戦闘訓練は日付が変わるまで続いた

死ぬかと思った…

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