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私の言葉に
壱馬が小さく息を飲んだ気がした
そして、鍋の火を止めてキッチンから出て来て
無言のまま私を抱き上げた
・
『えっ、ちょ、』
「いいから」
・
食い気味にそう言うと
私をソファに座らせ、壱馬は私の膝を囲むように
ソファに手を付いて目の前に座った
必然的な上目遣いと
私が話し出すのを待つようにじっと見られて…
心拍数が上がるのを感じた
こんな状況なのに…
今日こそちゃんと話さなきゃいけないのに…
上手く話せる気がしない…
何から話せばいい…?
どこから…?
・
・
・
「A」
『…、』
「…苦しかったよな、」
『…えっ、』
・
予想外な言葉に驚いた
・
「苦しかった事全部…俺に吐き出してくれ、」
『っ…』
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宮川春乃 - 面白いです!! (2019年12月4日 20時) (レス) id: 248d3c8423 (このIDを非表示/違反報告)
愛音(プロフ) - めちゃめちゃ続き気になります!更新待ってます! (2019年11月30日 14時) (レス) id: e78814a192 (このIDを非表示/違反報告)
MIWA(プロフ) - 夏ANAさん» お返事遅くなりすみません!そう言っていただけると有難いです!!頑張ります! (2019年11月19日 10時) (レス) id: a32f6bb6cb (このIDを非表示/違反報告)
MIWA(プロフ) - 名無し28709号さん» お返事遅くなりすみません!なかなか更新が出来ずごめんなさい!!お話の続きはちゃんとありますので、よろしくお願いします!! (2019年11月19日 10時) (レス) id: a32f6bb6cb (このIDを非表示/違反報告)
夏ANA - 続きが気になります!無理せずに、自分のペースで頑張って下さいね! (2019年11月14日 23時) (レス) id: 636dc1adae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIWA | 作成日時:2019年9月11日 12時