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- Kazuma Side -
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「A？」
『え、？』
桜さんの見た目とのギャップに唖然として
微動だにしないAの手を引き幹部室に連れて行く
力也さんの隣に座る桜さんと、
俺と隣に座らせるA
そこでようやく腑に落ちたのか、
パチッと俺を見上げた
「理解出来たか？」
『うん…、でも』
「関西弁以外な」
『え、いや、そんなっ』
本人を前にそんな本心言えないよって顔をするAの頬をスリっと撫でると、
「Aちゃん。私のことお姉ちゃんだと思ってよ！
ガサツだし性格も荒いけど、Aちゃんの話ずっと聞いてて早く逢いたかったんだ！」
『…ずっと、？』
「力也が頭を壱馬に受け継ぐ少し前にAちゃんの事聞いたの。
弱っちい癖に負けず嫌いで、とか笑うと目が無くなって、とか…」
桜さんの話に、
だんだん壱馬くんの顔が私から離れてそっぽ向いてく。
お構い無しにどんどん楽しそうに話を進める桜さん
その光景を見てふふっと笑う力也さんや北人くんたち。
「Aちゃんの話を聞く度にどんどん好きになっちゃってね！
気付いたら壱馬が頭になってからもAちゃんの事知りたくてここに来るようになっちゃったの。
だから多分、紅姫の奴らが勘違いしたんだと思うんだ。
ごめんね？」
『頭、上げてください。
私こそ…早とちりで、』
「そんなん私だって勘違いするわ！…あ、
あーっ、折角標準語で喋ってみよ思ったのにーっ
やっぱあかんなぁ、慣れへん事すると疲れてまうわ笑」
お姉ちゃんだと思ってって言ってくれる人が
いるなんて…
嬉しかった。
私の事好きになっちゃって…なんて、
本当に嬉しかった
「壱馬、Aちゃん貸してや！
女子会してくる！
壱馬ん家に送ってくから」
『え、そんな、自分で帰れます！』
「お姉ちゃんに頼ってやぁ、な？」
キラキラな目に負けて頷くと…
「分かりました。
20時まででお願いします。」
そう言った壱馬くんの顔は逢華のトップそのものだった。
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みお(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2023年4月13日 2時) (
レス) @page26 id: 18538aede0 (このIDを非表示/違反報告)
alice(プロフ) - 更新待ってます (2022年7月4日 21時) (レス) id: a80118f41e (このIDを非表示/違反報告)
スペース(プロフ) - 続きが気になって仕方ありません（ ; ; ）更新されることを楽しみにしています。 (2021年1月13日 0時) (レス) id: 48bad40cc2 (このIDを非表示/違反報告)
kkm1997(プロフ) - こんばんは、更新されるたびに読ませてもらってます。早く続きが読みたいです。これからも楽しみにしてます。 (2020年11月27日 18時) (レス) id: f6e0d34ad5 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - 更新いつ頃になりますか？楽しみにしてます頑張ってください (2020年9月25日 17時) (レス) id: ef59a6f94c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIWA
| 作成日時：2020年6月15日 18時
