建築学科のお嬢ちゃん【New】

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今日の放課後は晃司くん、大木くん、折緒くんと○瑠のバイト先に来ている。

チリン

○瑠・いらっしゃいませー ( ハｯ！！あ…あいつだ )

蛍介母・ずいぶん背が高いのねえ

蛍介・…あはは

○瑠・( ファッション学科の転校生！！長谷川 蛍介！)

店内がざわめく。

A・( ファッション学科の転校生くんだ…隣は誰だろう… )

１人で考えていると○瑠が飲み物を持ってきた。

○瑠・ほらよ

折緒・おせーよ

大木・だったら金出せっての、クク

A・ありがとー

○瑠・おい、あそこ…例の転校生 来てるぞ

折緒・うおーあれが噂の？

大木・マジでイケメンだな

○瑠・友達の母親と来たっぽい…

A・ぽいね、今日は大人しくしててね…わかった？晃司くん

バスコ・……

折緒・この前ケンカしかけたんだってな

大木・……

○瑠・勘弁しろよ俺クビだぞ

A・それ以前に腕の刺青でよく採用してもらえたね

○瑠・それは俺も思う

折緒・おい！牛乳なんて誰が頼んだんだよ！

バスコ・……

A・…晃司くんだよ…

バスコ・……

転校生くんとおばさんはしばらく話をしてた。
おばさんには転校生くんと同じ名前の『蛍介』って息子さんがいるらしく、ずっと嬉しそうに転校生くんに息子さんの話をしてた。

蛍介母・すいませーん

○瑠・は…はい！

蛍介・( あれ？あの人！)

○瑠・どうかなさいました？( チｯ！) よっ転校生

蛍介・や…やあ ( 建築学科の優しい人だ、ここでバイトしてるんだ )

蛍介母・わ…悪いんだけど、あの段ボール頂いてもいいかい…？

○瑠・あ…回収しにくる人がいるにはいますけど別に構いませんよ

A・( おばさん…段ボール貰ってどうするんだろ…)

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