お願いだから離れてください【神代類】

Happybirthday!!!前編 ページ19

司「そういえばA、明日って何の日か知ってるか？」

『え、何その質問…』

ある日司先輩に質問されて困惑してしまう

しばらく考えてみるが何も思いつかない。祝日でもないし…

『……なんもなくない？明日普通に平日だし』

司「…やっぱり知らなかったか、聞いておいてよかった」

『え？？？なに？？なんかあるの？？』

司「いいか…よく聞けA…」

司先輩はいつもとは違う真剣な表情で話している

そんなに真剣になることって、それだけ大事なことなんだよね…

私はごくりと息を呑んだ

司「明日は…





類の誕生日だ」



『…え？


それだけ？？？？？？？？？？』

あんなに真面目な顔してたから大事な話だと思ったのに…
緊張して損した…


司「それだけで済む問題じゃない！！！！

もし類がAに誕生日を祝って貰えなかったら…どうなることか…」

『そんなに？？？？？？？？』

司「まぁ仕方ないだろう、類はお前が大好きだからな」


司「とにかく！！明日絶対に類のことを祝ってあげるんだぞ！」

そう言って司先輩は走って去っていってしまった



『…類先輩の誕生日…か、』


┈┈┈┈

彰人「…それで、なんで俺に頼むんだよ」

『いやー猫かぶりくんってセレクトショップで働いてるでしょ？少しは頼りになるかなーって』

彰人「なんでそれ知ってんだよ…」

『友達から聞いた』

彰人「…はぁ、少しだけだからな、決めたらすぐ帰んぞ」

『いやったーっ！！！さっすが猫かぶりくんだ！』

彰人「誰が猫かぶりだ」

『まぁまぁ、とりあえずプレゼント探しに行こうよ！！！』

彰人「はぁ、しょうがねぇな」

それからいろんな所をまわって類先輩が喜んでくれそうなものを探した

彰人「お、これとかどうだ？」

『…これ本当に喜んでくれるの？？』

彰人「好きだって聞いたことある気がするから大丈夫だろ
というかAのあげたものならなんでも喜ぶと思うぞ、野菜以外」

『なるほど…じゃあこれにしようかな！！！ありがと！！』

┈┈┈┈

そしてなんだかんだあって何とかプレゼントを選ぶことが出来た！！！

ラッピングもして準備は完璧…

明日、類先輩喜んでくれるかな

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