私、失敗しないので

Dr. 91 ページ42

ムフッとした冨岡スマイルをするとメスをぶん投げられた




貴『あっぶな！メスは投げちゃダメでしょ！？』



「お前が言うな」




そうだ私も普通に投げてたわ、それは医者の特権！(違う)お前だめーアウトーはい土下座


貴『もう怒ったから土下座して謝って、ほら謝って』


「お前もう黙ってろ･･･


俺も弱い人間が大嫌いだ、弱者を見ると虫酸が走る」



いつまでも どうぞ勝手に 走ってろ



五七五の俳句できたいぇーい！


煉「俺と君とでは物ごとの価値基準が違うようだ」



「そうか、では素晴らしい提案をしよう

お前も鬼にならないか？」


貴『言い方がダメ、もっとジャニーさんっぽく』


「ゆー鬼になっちゃいなよｩ･･･

じゃにーって誰だ、お前やっぱり殺す」



この時代でジャニー言葉通じたァァ感動したァぁ！！！



煉「･･･ならない」


めっちゃ引いとるやん




「見ればわかる、お前の強さ･･･柱だな？


その闘気、練り上げられている至高の領域に近い(････････)･･･そっちのお前も、信じられないが少し近い」



何お前信じられないけどってそんな私弱く見えてんの心外なんだけど

それに至高の領域ってなんやねん、日本語喋ってよ鬼



煉「俺は炎柱 煉獄 杏寿郎だ」



貴『群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが私の武器だ、

外科医、大門A


です。』




猗「長い。俺は猗窩座

杏寿郎、A、貴『いきなり呼び捨てかよ』Aさん(うぜェ)なぜお前達が至高の領域(･････)に踏み入れないのか教えてやろう」


だから、そもそも至高の領域って何？そこから説明してくれない？？
何みんなわかってるの？私だけ？泣くよ？



猗「人間だからだ、老いるからだ、死ぬからだ。

鬼になろう杏寿郎、A、貴『さんは？』･･･Aさん、なんでさん付けしなきゃいけないんだ･･･」




貴『初対面だからに決まってるでしょ？アホなの？』


初対面の人には礼儀正しくね！←(1番守ってないやつ)


猗「鬼になろう、そうすれば百年でも二百年でも鍛錬し続けられる、強くなれる」



あぁ、こいつ本当に"鬼"だ。

人間の生の良さが分からない



煉「老いることも死ぬ事も人間という儚い生き物の美しさだ
老いるからこそ、死ぬからこそ、たまらなく愛おしく尊いのだ

強さというものは肉体に対して飲み使う言葉では無い



この少年は弱くない侮辱するな

何度でも言おう、俺と君とでは価値基準が違う」

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