私、失敗しないので

Dr. 70 ページ21

手や足からダメな音が聞こえてくる

あ、これ何本か折れた･･･足両方とも折れたし、腕も片方折れた





宇「馬鹿か！？」


煉「愚かだ！」


掴む手の力を緩めた2人の隙を狙って禰豆子に近づく



炭治郎も縄を切って隣に来た、･･･冨岡さんありがとう




『「禰豆子！！！」』



頑張って耐えて！禰豆子お前なら、心優しいお前ならきっと人を襲うことは無い、


すると冷や汗が出てきている禰豆子が血が出ている不死川の手から顔を背けた



貴『ないすっ偉い禰豆子！！はぁあざまぁ！！』



不「ﾁｯ･･･お前足変な方向向いてんぞォ、手も」



貴『折られたもん。』



不「もんじゃねェよ･･･」



心配してくれるの？でも私禰豆子刺したこと許してないからねコノヤロー？

でもまぁ私医者だからね！！天才だからね！！


貴『腕見せなよ治療するから、誰か私の持ってた入れ物！！！』



不「放っとけ･･･うぜェ」




放っときたいのは山々なんだけどね、私のこれでも医者だからね！！！！？


隠の人が持ってきてくれた私のバックの中から応急処置用の箱を出した



貴『あぁーあ、あんた阿呆でしょ･･･刀で刺したから縫わないと行けないじゃん


あ、そちらはもうお構いなく喋っちゃって』


傷は結構深かった

止血はしたので血を拭き取り縫い始める




貴『あれ、手が痛いから遅いわ･･･』



骨が折れていることを忘れてた、めっちゃ痛いし震える･･･てか私の手腫れてね。まぁ後でいいや




貴『はい終了、４針縫ったけど抜糸はしなくて大丈夫な糸なのでもうこれで包帯まくだけー』



不「貸せ、あとは俺がやる」



貴『片方の手だけで正確に巻けるわけないでしょ阿呆』


貸せと出してくる手をひっぱたいて強引かつ丁寧に包帯を巻いた



貴『あぁぁぁ痛い･･･骨折れると何かと不便じゃんやだ･･･

ちゃんと固定しとこ』




我ながらとても図太い性格をしていると思う、普通なら骨折れたらこんな言い方せずもっと焦ると思う･･･



貴『膝歩きで行けるわ･･･あれ？炭治郎？？炭治郎と禰豆子何処』



さっきまで居たのに･･･どこいった！？



館「隠に蝶屋敷へ連れて行ってもらったよ。」



貴『蝶屋敷ってどこか知らないけど、何もしないよね？？』




この人が優しい人だってわかってるけどやっぱり怖いよ




胡「私の屋敷で治療と療養してもらいますから、あなたも来てください」



治療かぁ･･･




貴『どこにあんのそこ今すぐ行きたいんだけど』


治療なら私得意だから･･･

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