【JK】キミが忘れられないぐらい好き (ページ19)

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JK side

実は俺、ずっと隠し持っている物がある。

この前、AとぶつかったときにAのハンカチと赤リップ。

中々会う機会がなくて、ずっと持っている。
多分、赤リップなんて無くして困る可能性だってあると思うし。

とりあえず、マネージャーに言うことにした。

「マネヒョン、俺さAさんの物持ってるんだよね。」

MG「え？なんで持ってんの？」

そりゃそうなるわ。

「この前、ぶつかってハンカチと赤リップを落としていって俺が持ってるんだ。」

MG「なるほど、どうすればいいって訳か。俺、実はAさんのマネージャーと知り合いなんだよ。」

「それ初耳。」

MG「大学の同期で、仲良かったんだよな。」

「へー。じゃどうにかして下さいよ。」

MG「人遣いの荒い奴だな。」

「マネヒョンが頼りなんですから。」

なんて、都合のいい話なんだよ。もっとはやく言っとけばよかったよ。

MG「ジョングガ、Aさんの住所教えて貰ったからお前が1人で行って届けて来い。」

「え、あ、はい。」

マネヒョンは、Aのとこのマネージャーに問い合わせてみたところAはオフだから家にいるらしく事務所側が忙しいため直接会って渡して欲しいということみたい。

そんな簡単に住所教えてくれるもんなの？
俺、運良すぎじゃね。午前中は練習で午後はオフだったから尚更好都合。

帰りは自分で帰ってこいだって、マネヒョンこそ雑じゃん。

話によると、俺達の宿舎に近いらしい。