4y ある日のお話�� ページ11
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ルイーザの言葉を聞いたAは『分かった』と言いつつもその顔には不満の色を写していた。
その顔を見てルイーザは閃いた
ル「そうだ！
Aは鬼ごっこが得意でしょ？」
『うん』
ル「それにすっごく強くて天才よね？」
『うん！』
ル「よし、そしたら鬼ごっこが苦手な兄弟たちと一緒に逃げて上手な隠れ方や逃げ方を教えてあげて欲しいの！
鬼たちからうまく逃げられるようにお手本になるのよ！
これはAだけにしか出来ないミッションよ
出来る？」
『…うん！！出来る！！！
みんなと一緒に逃げるのお手伝いする！』
天才と呼ばれども所詮は４歳児である。
褒めちぎられて嬉しくないはずがない。
うまく乗せられたAが意気揚々と逃げる子たちの中には戻っていったのをみて、年長者たちはルイーザに小さく感謝した。
と思ったのも束の間。
レ「…んだよ
今度は全然終わらねーじゃねーか。」
やはりGFハウスきっての天才
彼女のお陰でAを含めた数人を鬼が捕まえることが出来ず
4回戦はママが呼びに来るまで終わることが無かった。
年長者は本日何度目かの遠い目をしていた
後にこの時の話がハウスに代々語り継がれていくとは、当の本人は知るよしもない。
fine.
……
その日の夜
『ルイーザ！！』
ル「どうしたの？」
『鬼ごっこ！どうだった？？
エマとノーマンと一緒に逃げたの！
全然捕まらなかったでしょ？？』
ご飯を食べて歯を磨きにきたルイーザの元にAは弾丸のごとく飛んできた
ル「やっぱりあなたは天才ね！」
そうくしゃっと頭を撫でてやると、嬉しそうに頰を緩めた。
『ミッションコンプリートであります！ルイーザ船長！』
ビシっと敬礼をしたAにそんなのどこで覚えたんだろうと心の中でツッコミつつ、「これからもよろしくお願いします、A大佐！」とこちらも敬礼を返すと、Aは満足そうにベッドルームへ走って行った。
ル「あなたが見込んだだけあるわね。
ね、メイ？」
メ「…そうでしょ？」
さほど驚く様子もなく、いつのまにか隣に立っていたメイに声をかけた
ル「…これからが楽しみね」
ルイーザは少し目を伏せると深く息を吸い込んだ
ル「…彼女の事、よろしくね。」
メ「っ…任せて…」
誰にも見られることもなく交わされた小指を、
メイは1人見つめ続けた。
4y やくそく。→←4y ある日のお話（オリキャラ出てきます）
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れん - とても面白いです！更新頑張って下さい (2020年8月17日 2時) (
レス) id: badd7d2e72 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ(プロフ) - あんさん» はじめまして。お立ち寄りいただきありがとうございます。左様でございます！！モールスについてコメ頂いたの初めてでとても嬉しいです！！（涙）これからもよろしくお願いします！！ (2020年3月28日 22時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - はじめまして。素敵な作品で感動しております。【4y。2】｢わかれのそばに｣ですか？（すみません不都合でしたら削除しますのでゆってください） (2020年3月11日 0時) (レス) id: 6cd36f95aa (このIDを非表示/違反報告)
かなみ(プロフ) - ネギトロ81194さん» ありがとうございます！嬉しさで吐血しそうです…頑張ります…！！ (2019年11月3日 22時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
ネギトロ81194 - 続き待ってます！頑張って下さい！！！ (2019年11月1日 18時) (レス) id: 8e841cc71d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなみ | 作成日時：2019年7月11日 23時
