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142訓 対決 ページ16

そのままコンテナから落下する僕を


神流「言われなくてもそうするアル!!」


沖田さんに向かってぶん投げた。


総悟「そんなもんで俺の手が振り解けるかよ!!」


僕の足を持ち、神流ちゃんに投げるが再び避けられる。


新八「あのぉおおお!!この際人を武器に使うのは目をつぶります」


今度はそんな僕の足を握りAさんがぐるぐると振り回す。


新八「せめて当てて!!さっきから僕一人を壊してるだけだから!!」


総悟「よし!投げろ」


「行っけぇえええ!!!」


新八「ふぉおおお!!」


僕は顔面からコンクリートの地面にぶん投げられた。


神流「68メートル20センチ。まだまだアルな」


「クソ!まだまだか」


総悟「次は俺の番だな。負けねェ」


新八「っていつルール変わったんだ!!」


そして沖田さんは僕を担ぐと、神流ちゃんの方向に向かってぶん投げる。


総悟「久しいねェ、皮膚がひりつくようなこの感覚」


神流ちゃんはバットで僕を打ち返す。


神流「あん!?何寝ぼけた事言ってんだ!!」


「まぁ確かに神楽ちゃんと総悟は喧嘩ばっかりしてたよね」


そう言って今度は僕を蹴り返すAさん。


新八「いやもうルールわかんねぇ!!」


総悟「ま、言葉を交わすより剣を交わした数の方が多いな」


沖田さんは僕を滑らせる。
神流ちゃんとAさんはシャカシャカと僕の前をブラシで擦る。
コレってアレだよね?あのスポーツだよね?


新八「最早コレ対決してんのか!?」


総悟「お前が適当に並べた嘘八百なんざ、一戦交えた時点で俺は・・もぐもぐ」


「ま、つまり・・もぐもぐ」


神流「なんかよくわからんけどそだネー」


三人で苺を食べ始めた。


新八「もぐもぐタイムいらねぇんだよぉお!!」


総悟「お前のかーちゃん、地球に来てんだろ」


「ゴクッ・・神楽ちゃんきっとどっかから見てるんだろーね。本当は地球に残ってるみんなが心配なんだよ。神楽ちゃんは優しいからね」


その言葉に僕は驚く。


総悟「しばらく見ねェうちに、随分とズル賢くなったじゃねェか」


沖田さんはチラリと神流ちゃんを見る。


総悟「娘を甚振りゃ、堪らず出て来ると思ったんだが・・これ以上加減出来そうにねェな」


「あーあ、小さい子を虐めるのは気が引けるけど仕方ないか」


神流ちゃんは沖田さんに向かって行くが、沖田さんは神流ちゃんを捕まえクナイで脅す。


総悟「叫べよ。母ちゃん助けてくれって」

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シオン - 初めまして、私は、シオンといいます。とても素晴らしい作品だと思います。 (2021年2月6日 10時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
天羽苺(プロフ) - 更新待ってます! (2020年4月29日 18時) (レス) id: d8cddd6978 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - リノさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいです!頑張ります(^o^) (2019年7月25日 21時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - 何度この作品を読んでも面白くて飽きません!長作で大変だと思いますがこれからも頑張って下さい! (2019年7月18日 22時) (レス) id: fc408fc325 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - 紫蘭さん» コメントありがとうございます!数年近くも読んでもらって嬉しいです!!頑張って完成させていただきます笑笑 (2019年3月22日 17時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2019年3月21日 18時

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