【銀魂】副隊長は天人さんです＊完結編

３＊ ページ4

だがモヒカンアニキはビビるなとモヒカンどもに言う。
やっとの思いで俺の口から声が出た。


銀時「よ、万事屋新八さんって・・俺が知ってる人間かけた眼鏡の五年後！！？」


俺の知ってる眼鏡かけ機は流暢なアクションなんかできるような奴じゃない。
つうかむしろダメガネツッコミバカだったはずだ。


モヒカン「うぉおおお！！！」


いきなりの発砲音でモヒカンどもが吹き飛ぶ。
全員が発砲された方を向く。


？「雑魚相手に何モタついてるのよ」


今度は女の声。
廃ビルの屋上に傘を担ぎ、大きな動物を連れた女。


？「その程度で万事屋名乗るなんて百年早いんじゃないの？」


そう言って女は屋上から飛び降りた。
そしてその後ろには巨大な白い犬。


新八？「チッ」


モヒカン「ぐ、ぐらさんだ・・。万事屋ぐらさんと定春だ！！」


俺はその姿を見て驚く。


銀時「ぐ、ぐらさんって・・あの人間かけてるグラサンの五年後がコレ！！？」


性別変わってけどぉおお！！？


銀時「ゴフッ！！」


その時なぜかぐらさんに蹴りをあびた。


新八？「来て早々、何やってんだ」


ぐらさん「なんかコケにされた気がしたから」


俺は鼻血を流したまま考えた結果。


銀時「嘘だろ！？あの食い気だけで色気のねぇ、声優の無駄遣いゲロインが・・五年でこうなんの！！？」


ロングのチャイナ服にスリットから足をのぞかせる女に俺は驚く。


神楽？「言っとくけど・・私は別にアンタを助けに来たわけじゃないから。たまたま酢昆布買いに通りかかっただけなんだからね」


銀時「声優使いこなしてるぅうう！！立派なツンデレキャラ確立されてるぅうう！！」


完全に釘宮◯恵を使いこなしている。
本気で神楽なのか！？
モヒカンどもは二人の姿を見て慌てふためいている。


モヒカン「江戸を騒がすなんでも屋が二人！？」


アニキ「コイツら化け物だ！！ひ、引くぞ！！」


アニキのその一言で全員がバイクに乗り逃走しようとした時だった。


？「あーやだやだ。白詛白詛ってビビるくらいならさっさと星から出ればいいのにー」


バイクに乗り始め逃走準備をしている奴らの前に、笠を被ってはいるが、とあるアニメで見た事のある黒い着物に白い腰帯を巻き、刀を下げている女の声。


モヒカン「なんだ、テメェ・・」


ふらりと女はモヒカンアニキの前に立ち止まる。


アニキ「やんのか、コラッ！！！」


モヒカンどもが身構えた。

４＊→←２＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す