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おはよう ページ34

貴女『………あ、れ……此処、は?』





目が覚めると、其処はしーちゃんの邸だった



私はどうしてこんな所にいるのだろうか?


ゆっくりと記憶を辿る

そうだ、確か私は鬼と戦っていて……



そこまで思い出したところで、ハッとして飛び起きた

すると頭がズキンと痛み、思わずこめかみを押さえる



何だか記憶が曖昧だけど、気を失う直前のことは覚えている


あの時、誰かに抱き上げられた気がするんだけど

まさか……ね





貴女『煉獄さん、無事かな』





私より煉獄さんの方が結構怪我してる筈だし



心配で頭がぐるぐるする中、私はふと右手を見つめた


夢の中で誰かが、私の手を握っていた気がする

凄く温かくて、優しくて、心地好かった





???「Aさん!目が覚めたんですか!?」



貴女『アオイちゃん!』





私の看護をしに来たのかアオイちゃんがいて、驚いた顔で私を見ていた





アオイ「良かった、今すぐ呼んで来ます!」



貴女『あ、ちょっ!!』





私が呼び止める前にアオイちゃんは私を置いて行ってしまった


呼ぶって、一体誰を……





バタバタ





バタバタ





アオイちゃんが出て行って数分後、誰かの急ぐ足音が聞こえる


誰だろう……?







無一郎「A!!!」



貴女『むいくん!!?』





アオイちゃんが呼んだのって、むいくんだったの!?


てっきり、しーちゃんだと……





貴女『あ、えっと…むいくん!怒らないでね、というかもう怒ってるよね!?』





むいくんが無言で私に近付いて来る


何か喋って!

無言は怖いッ!!





貴女『あ、えっと、その…(ギュッ)むいくん?』





むいくんが私を抱き締めた


彼の身体は少し震えていた





無一郎「起きるの遅い」



貴女『え、私何日眠ってたの?』



無一郎「一ヶ月」



貴女『一ヶ月!?煉獄さんは?』



無一郎「もう任務に復帰してる」



貴女『良かった』



無一郎「良くない、馬鹿なんじゃないの」



貴女『ばっ!?』





馬鹿!?


そう言うとむいくんは私から離れて、私のほっぺを両手で引っ張った

相当お怒りのようだ





貴女『いしゃい、むいひゅん。ゆりゅひて〜(痛い、むいくん。許して〜)



無一郎「………」





すると引っ張るのを止めて、代わりに両手で私の頬を包み込んだ





貴女『むいくん?』



無一郎「本当にどんだけ心配したと思ってんの
無茶ばっかりして、少しは俺の気持ちわかってよ」

〃→←笑顔


ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!続編は今まだ編集中でして、九月には公開しようと思っています。(結構内容がごちゃごちゃしてるんですが、それでも宜しければパスワードはスティッチの誕生日で閲覧が可能です)編集、更新頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (8月21日 13時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
- おもしろかったです!続編も楽しみにしてます!よろしければパスワード教えてくださいますか? (8月20日 3時) (レス) @page47 id: 537cecc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます!受験の関係で、更新遅いですが、宜しくお願いします! (2019年12月28日 20時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いつも作品見ています!更新頑張ってください(^ ^) (2019年12月28日 14時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みみずさん» ありがとうございます!大変嬉しく思います。更新頑張りますね!これからも愛読して頂けると幸いです。槭にも伝えておきます! (2019年12月8日 0時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他1人 | 作成日時:2019年10月25日 0時

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