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俊國 ページ26

夜が始まった


私は家にいるよう呼び掛けながら鬼の探索をする





貴女『鬼の気配が濃くなってきた』





鬼の気配を追い、もうすぐ遭遇する


絶対に首を斬る……





???「…子供……た」



???「……私……立て」





声が聞こえ、咄嗟に身を隠す


この時間に……?

本来ならば警戒して、家に閉じ籠っている筈だ


それに“子供”という言葉が聞こえた


鬼の気配はすぐ傍にある

それともう一人、誰かいる…?



私は建物の影に隠れて様子を見ると、私が感じた気配の鬼と私より年下の小さな子供がいた



このままじゃ、襲われる…!





貴女『雪の呼吸・漆ノ型【氷麗】』





子供に被害が及ばないように急ぎ、且つ慎重に呼吸を使った


鬼の頸を一瞬にして斬った後、刀を納め、鬼の様子を見る


鬼の頸は地面に落ちていて、段々と灰になっていく



これで、もう大丈夫だろう





貴女『どうか、来世では幸せに……』





私がそう言い終えると同時に鬼は完全に灰となり、消えていった





貴女『任務完了!君、大丈夫だった?』





傍にいた男の子に訪ねる

さっきはわからなかったけど彼は狐の面をつけていた


怪我は見た限りではない





男の子「……」





男の子は何も言わず、私を見ている





貴女『どうしたの?』





私がそう問うと、男の子は口を開いた





男の子「貴様、何者だ」





貴様!!??


むいくんより口悪くない!?

私、この子より年上なんだけど!?





貴女『私は雪鈴Aだよ!君は!?』



俊國「………俊國だ」



貴女『初めまして俊國くん。怪我はないね、良かった。怖い目に合わせてごめんね』





私はそう言い、彼の頭を撫でる





俊國「……」





面を付けていて表情はわからないけど、嫌がってないから良しとしよう!





貴女『俊國くんは、一人で家まで帰れる?
私、まだやることがあるから送ってあげられないんだけど』



俊國「問題ない」



貴女『そう、なら良かった』





鴉「カー!カー!!」





大きな声で、それも速く鴉が飛んで来た





鴉「カー、カー!炎柱、煉獄杏寿郎ガ上弦ノ参ト交戦中!!直チニ援護ヘ向カエ!!」



貴女『上弦!?煉獄さんが!?わかった、早く案内して!
さようなら、俊國くん!気をつけて!!』





俊國くんに別れを告げて、私は鴉が飛んで行った方へ
急いで走って行く



どうか無事でいて!


煉獄さん!!

猗窩座→←〃


ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!続編は今まだ編集中でして、九月には公開しようと思っています。(結構内容がごちゃごちゃしてるんですが、それでも宜しければパスワードはスティッチの誕生日で閲覧が可能です)編集、更新頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (8月21日 13時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
- おもしろかったです!続編も楽しみにしてます!よろしければパスワード教えてくださいますか? (8月20日 3時) (レス) @page47 id: 537cecc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます!受験の関係で、更新遅いですが、宜しくお願いします! (2019年12月28日 20時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いつも作品見ています!更新頑張ってください(^ ^) (2019年12月28日 14時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みみずさん» ありがとうございます!大変嬉しく思います。更新頑張りますね!これからも愛読して頂けると幸いです。槭にも伝えておきます! (2019年12月8日 0時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: x他1人 | 作成日時:2019年10月25日 0時

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