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人が多いため、はぐれないよう乱と秋田と手を繋ぐ。
お札は雄英校外では外すことにしているので視線が痛い。主に女性からの。
そりゃあこんな美丈夫がいたら見つめられずにはいられないもんね。
そんな視線をものともせず、乱と秋田の2振は物珍しそうにあたりをキョロキョロしてはあれは何？と聞いてくる。
まんばちゃんは慣れない人混みに相当警戒しているのか、ぴったりとくっつきながら後ろを歩く。
不意にまんばちゃんがブレザーの裾を引っ張った。
「どうしたの？」
「あれは…なんだ。」
そういえば先程からやけに人が多い。右側を見ると人だかりができていた。
「シンリンカムイー！」と誰かが叫んだのが聞こえた。
「ああ…ヒーローだよ。ほら、この時代にはヒーローっていう職業があるって話したでしょ？」
そういうとまんばちゃんはそうか…と言って更にあたりを警戒するようになった。
ここに来たのは私の護衛も兼ねてるから気を張るよね。帰ったらいっぱい頭を撫でてあげよう。
＊＊＊＊
雄英から15分ほど歩いた所にあるマンション。暗すぎず明るすぎずの落ち着いたグレーの壁に、深いネイビーの扉。セキリュティもバッチリなそこが現在の私達の家だ。
扉を開くと目の前には大きな日本家屋が広がっている。
そう、ここは家といっても少し特殊で、普通の人間が扉を開けば普通の部屋だが、霊力を込めて開けば私の本丸に繋がるというなんとも便利な家なのだ。
「ただいまー」
玄関の扉を開ければ清光と長谷部が出迎えてくれた。
「お疲れ様、主。大丈夫だった？」
「うん、特に異常はなし！」
「主、荷物をお持ち致します」
「ありがとう長谷部」
乱や秋田は兄弟達を見つけるとお土産を渡しに駆けていった。
こちらに気づいた一期にもありがとうございます、と一礼されたので軽く手を振っておいた。
「主さーん！ベイブレード買ってきた！？」
腰あたりに軽い衝撃が走ったかと思えば、愛染が抱きついていた。よっぽど楽しみにしていたのかソワソワしている。
「うん、買ってきたよ。後で一緒に遊ぼうね」
おう！と笑顔になる愛染。明石と蛍丸も誘おう。
_______________
・献身的なへし切長谷部
主のためならたとえ火の中水の中！帰宅するとよくこうやって迎えてくれる。
・ベイブレードが欲しかった愛染国俊
現世のベイブレードを審神者にねだった。このあと蛍丸と明石と審神者とでめちゃくちゃ盛り上がった。就寝時間が遅くなって長谷部に怒られた。
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牧島(プロフ) - 政府役人さん» コメントありがとうございます！受験終わったら沢山更新できるように頑張ります！ (2019年2月17日 11時) (
レス) id: 5ab46ea605 (このIDを非表示/違反報告)
政府役人 - 更新頑張ってください。体調に気をつけて無理せず更新してください。応援してます牧島様。 (2019年2月16日 21時) (レス) id: b826bbf687 (このIDを非表示/違反報告)
牧島(プロフ) - 元姫さん» コメントありがとうございます！嬉しくて励みになります。この連休はたくさん更新できるように頑張ります！ (2019年2月9日 16時) (レス) id: 5ab46ea605 (このIDを非表示/違反報告)
牧島(プロフ) - 黄泉さん» ありがとうございます！！とても嬉しいです！なかなか話が進んでいないんですが頑張って進めます！ (2019年2月9日 16時) (レス) id: 5ab46ea605 (このIDを非表示/違反報告)
元姫 - とてもおもしろいです！更新楽しみにしています！ (2019年2月7日 22時) (レス) id: 5cc9b8b817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牧島 | 作成日時：2019年1月26日 23時
