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「あー疲れた……」
授業自体は難しかったものの、なんとかついていけた。
雄英に潜入するあたって勉強する際、担当さんが少し先まで教えてくれていたっていうのもあるけど。ありがたい。
「おう、お疲れ」
そう言って労ってくれたのは鱗くん。イケメンだ…
「ありがとう…」
「次は昼だからな。少しはゆっくりできるだろ」
「え、昼！？」
4時間の午前授業が終わったから昼休みだ。そうだ、学校自体が久しぶりすぎて忘れてた。
お昼はまんばちゃん達と食べる約束してるから急がなきゃ。
「(人2)、お昼どうする？食堂だったら一緒に行かない？」
「ごめん一佳ちゃん先約あって…！」
「そりゃ残念。じゃあまた今度な」
「うん、ぜひ！じゃあ私行くね」
一佳ちゃん達と食べれなかったのはちょっと残念だけど、今日は光忠お手製弁当だ。最高すぎる。
天気も良いから外で食べるのも良いかもしれない。
それにしても雄英広すぎる。控え室までがめちゃくちゃ遠く感じる。
「ごめん2人とも！遅くなっちゃった」
「大丈夫だよ！ねえねえあるじさん、天気もいいし外で食べない？」
「私もそれ言おうと思ってた！まんばちゃんもいい？」
「ああ」
食堂に向かう人で賑わっている人混みを抜け、人気のない中庭に出た。
まんばちゃんも乱も雄英生には見えないようになっているものの、ぶつかってしまうと流石に感じてしまうので気をつけながら歩いてもらった。
「乱、ここら辺人いる？」
「いないよ！ボク達だけ」
念のため乱に確認し、懐から短刀を取り出した。
短刀に触れるとひらひらと桜の花びらが舞って、秋田が現れた。
「秋田、お疲れ様！」
「主君もお疲れ様です！」
そう言ってニコリと笑う秋田。可愛いくて思わず頭撫でた。
「ひとまずお弁当食べよう。光忠が作ってくれたから絶対美味しいよ」
蓋を開けると色とりどりの具が綺麗に並んでいた。
「わあ…！おいしそうですね！」
「流石燭台切さん！」
「うまそうだな…」
「じゃあ、いただきます」
「「「いただきます」」」
「ウッ…美味しい……」
こんな美味しいもの作れるとか神か…？神だった…
「美味しいですね！」
「この唐揚げ美味しいよ！主さんも食べる？」
「だし巻きも美味いぞ」
流石光忠の料理、次々に箸が進んでお弁当箱はあっという間に空になった。
乱とまんばちゃんにはこれが美味しいあれが美味しいとめちゃくちゃ食べさせられた。
あれ餌付け？
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牧島(プロフ) - 政府役人さん» コメントありがとうございます！受験終わったら沢山更新できるように頑張ります！ (2019年2月17日 11時) (
レス) id: 5ab46ea605 (このIDを非表示/違反報告)
政府役人 - 更新頑張ってください。体調に気をつけて無理せず更新してください。応援してます牧島様。 (2019年2月16日 21時) (レス) id: b826bbf687 (このIDを非表示/違反報告)
牧島(プロフ) - 元姫さん» コメントありがとうございます！嬉しくて励みになります。この連休はたくさん更新できるように頑張ります！ (2019年2月9日 16時) (レス) id: 5ab46ea605 (このIDを非表示/違反報告)
牧島(プロフ) - 黄泉さん» ありがとうございます！！とても嬉しいです！なかなか話が進んでいないんですが頑張って進めます！ (2019年2月9日 16時) (レス) id: 5ab46ea605 (このIDを非表示/違反報告)
元姫 - とてもおもしろいです！更新楽しみにしています！ (2019年2月7日 22時) (レス) id: 5cc9b8b817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牧島 | 作成日時：2019年1月26日 23時
