召喚、失敗された件【転生したらスライムだった件】

30.会議 ページ30

そしていよいよ、会談が始まる。



正面にシオンの膝に乗っているリムルと、その後ろに鬼人の3人。


その右側にリザードマン。

左側にドライアド。

そして、それらの前にオークのリーダー層。



ついでに私は、ドライアドの隣に座っている。



会談という正式なもののため、


迷った末に、マントと仮面を外して出席。




そして、地味に視線を感じる。



なぜ！？






ハ「それでは会議を始める。」


まずは、今回こんな事になった原因の、オークの大飢饉について。

その次に、被害状況。

そして、リムルの話を聞く。


まず、オーク達に罪を問わない。

オーク達の罪は、リムルが喰ったから、文句は俺に言え。

そして、鬼人とリザードマンの了承を得た。


その後、オークの受け入れ体制について。

分割して住んでもらう事。

そしていよいよ食料問題。


それに関しては、ドライアドが協力にOKした。


そして、多種族共生国家についての話。




すると、その場にいた全員がそれに賛成し、


ト「森の管理者として、私、トレイニーが宣誓します。


　 リムル様をジュラの大森林の新たなる盟主として認め、


　 リムル様の名の下に"ジュラの森大同盟"は成立致しました！！」



そして、全員がリムルの前にひざまずいた。


私もひざまずく。




そうして、会議は終了、、、のはずだったのだが………。









ベ「失礼ながらリムル様。


　 トレイニー様の隣にいる方は、どちら様ですか？」



と、私の方に視線が集まる。



あ、誰か分からなかったのか。



『えっと、シルフィです。』

と、狐の仮面を持ちながら言う。



「「「「「「ええええええぇぇぇぇぇ！！！！」」」」」」



めっちゃ驚かれた。





リ「それで、シルはこれからどうするんだ？」

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